「誰かのために学ぶのは、やめるべきだ」
今年も残すところ半月を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、中国女子エースの魂の叫びを伝えた記事を再掲する。
記事初掲載:2023年8月3日
―――◆――◆―――
8月1日、オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップ(W杯)のグループステージ第3戦で、D組の中国はイングランドと対戦。1-6の大敗を喫し、1勝2敗で同国史上初のグループステージ敗退を喫した。
唯一のゴールを決めたエースのオウ・ソウは中国サッカーの問題点について、「誰かのために学ぶのは、やめるべきだ。詰め込みすぎると非常に混乱してしまう」と指摘。対照的に、3連勝と好調のなでしこジャパンを引き合いに出して、こう述べている。
「隣国の日本のプレーを見てほしい。なぜ彼女たちは次の世代が次々と出てくるのか。彼女らのDNAは常に同じであり、そのDNAはますます良くなっている」
【PHOTO】華やかにピッチで躍動!豪州&NZ女子W杯、美女プレーヤーを特集!
記事初掲載:2023年8月3日
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8月1日、オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップ(W杯)のグループステージ第3戦で、D組の中国はイングランドと対戦。1-6の大敗を喫し、1勝2敗で同国史上初のグループステージ敗退を喫した。
唯一のゴールを決めたエースのオウ・ソウは中国サッカーの問題点について、「誰かのために学ぶのは、やめるべきだ。詰め込みすぎると非常に混乱してしまう」と指摘。対照的に、3連勝と好調のなでしこジャパンを引き合いに出して、こう述べている。
「隣国の日本のプレーを見てほしい。なぜ彼女たちは次の世代が次々と出てくるのか。彼女らのDNAは常に同じであり、そのDNAはますます良くなっている」
【PHOTO】華やかにピッチで躍動!豪州&NZ女子W杯、美女プレーヤーを特集!
3度目のW杯を終えた28歳のFWは、声を詰まらせながらこう主張した。
「私たちは特に良いロールモデルではないので、将来の子どもたちがもっと面白いサッカーをしてくれることを願っている。国内の指導者には代表として恥ずかしくないサッカーができる子どもたちを育てて欲しい」
指導者の顔色を窺いながらプレーするのではなく、日本のようにコンセプトを打ち出して、誰が出ても同じようなサッカーができるようにするべき――。中国の点取り屋はそう訴えたかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】「ピッチ内外で一流だ」と反響続々!なでしこジャパンの整頓された試合後のロッカールーム。ホワイトボードに掛かれた文字は...
「私たちは特に良いロールモデルではないので、将来の子どもたちがもっと面白いサッカーをしてくれることを願っている。国内の指導者には代表として恥ずかしくないサッカーができる子どもたちを育てて欲しい」
指導者の顔色を窺いながらプレーするのではなく、日本のようにコンセプトを打ち出して、誰が出ても同じようなサッカーができるようにするべき――。中国の点取り屋はそう訴えたかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】「ピッチ内外で一流だ」と反響続々!なでしこジャパンの整頓された試合後のロッカールーム。ホワイトボードに掛かれた文字は...