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なぜラツィオ指揮官は鎌田大地をサプライズ起用したのか。最初の選手交代で下げるも「悪くなかったと思う」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年12月18日

65分にルイス・アルベルトと交代

鎌田について言及したサッリ監督。(C)Getty Images

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 ラツィオの鎌田大地は12月17日、セリエA第16節インテル戦で先発出場し、65分までプレーした。マウリツィオ・サッリ監督は、ルイス・アルベルトの状態も考慮しての起用だったと説明している。

 開幕から4試合連続で先発出場した鎌田だが、その後はベンチスタートが定着。指揮官はルイス・アルベルトとの共存が難しいとし、戦術的なバランスからスタメンにできないと説明していた。

 ルイス・アルベルトの出場停止や負傷で先発の機会を得たサレルニターナ戦やコッパ・イタリアのジェノア戦でもインパクトを残せず、首位インテルを迎えるこの日も、鎌田のベンチスタート予想が多かったのは不思議ではない。だが、サッリはその鎌田をスタメンに抜擢した。

『TUTTOmercatoWEB』によると、試合後にサッリは「ルイス・アルベルトは先月、たくさんの軽傷があった。リズムが落ちていた」と説明している。

「今夜のようなインテンシティの高い試合では、インテンシティがもっと落ちる終盤にルイス・アルベルトをとっておきたかった。そしてカマダは悪くなかったと思う。もっと決定的・効果的にならなければいけない」
【動画】現地メディアが批判した鎌田のシュートミス
 鎌田を左インサイドハーフに置いたラツィオは出だし好調だったが、40分にアダム・マルシッチの痛恨のパスミスから先制点を献上。ビハインドを背負ったチームは追いつけず、逆に鎌田交代後に追加点を許して0-2で敗れている。

 それでも、サッリは試合後に「いつもより早いボール回しができていた」「再出発への良い土台となるパフォーマンス」と、チームの出来に一定の評価を下した。その「再出発」の構想に、鎌田も含まれているのか。ラツィオ指揮官の今後の選択が注目されるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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