• トップ
  • ニュース一覧
  • 「分かりたくても分からない」日本戦でのミャンマーの時間稼ぎについて熟練記者が見解「日本がマレーシアに負けていた時代なら考えようはありますが…」

「分かりたくても分からない」日本戦でのミャンマーの時間稼ぎについて熟練記者が見解「日本がマレーシアに負けていた時代なら考えようはありますが…」

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年11月28日

「組織として負け組を作ってはいけない」

日本戦でのミャンマーの戦い方を批判できない部分はある。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「分かりたくても分からない」

【動画】熟練記者が語る「ミャンマー戦総括」

 北中米ワールドカップのアジア2次予選、日本がミャンマーを5-0で下した試合で、ミャンマーがリードされていても時間稼ぎをしていた行為について、熟練記者の河治良幸氏はそう言った。

「ミャンマー側の立場になってみないと分からない。日本には分かりたくても分からない。昔の、80年代とかなら、マレーシアに負けていた時代なら考えようはありますが、弱者側にならないと分からないです」

 かつては弱者側だった日本が、Jリーグの創設などで力をつけて今やアジアの強国になっている。確かに、ミャンマーにはミャンマー側の考え方があるわけで、あの守備的な戦い方を批判できない部分はある。

 北中米ワールドカップではアジアから本大会に進める枠が「8.5」枠。日本にとっては「突破して当然」の予選になっており、戦う意義がどこにあるのかとなる。これに対し、河治氏は次のような見解を示した。
 
「アジアの国が世界に通用するためにどうすべきかを考えた時、日本と対戦できるのは相手にとってはすごくプラスな部分がある。じゃあ、日本側はどうなんだという問題がある。そこはウィン・ウィンになれるフォーマットを考えていかないといけないし、日本側の利益を考えると(現状のフォーマットでは)無理です。

負け組を作ってはいけません。試合の勝ち負けはありますが、組織として負け組を作ってはいけない」

 UEFAがネーションズリーグをスタートさせたように、AFCにもアジアの強国にメリットをもたらすことができるアイデアを考えるスタンスが求められるか。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

「エリアの脇から決め切る日本人FWはなかなかいない」熟練記者が絶賛した代表戦士は? 
 
【関連記事】
「エリアの脇から決め切る日本人FWはなかなかいない」熟練記者が絶賛した代表戦士は? 
「走れない闘えない努力もしない口先だけは立派な史上最低イレブン」刺激的な横断幕と大ブーイング。異様な雰囲気に包まれた大宮アルディージャの最終戦セレモニー
「可愛らしい系だね」C大阪の“全身ピンク”24年新ユニが話題!「めちゃくちゃ良い」「背番号フォント良き」
「日本代表の誰々ではなく、今なら『アーセナルの冨安健洋』のほうが何十倍も」酒井高徳が明かす“プロサッカー選手の価値”
「親父が自己破産して」「古びたアパートに」内田篤人、元日本代表DFの壮絶な過去に驚愕!「すげぇ。映画化だ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ