セルティックと日本代表にとっては大きな痛手だ。
ブレンダン・ロジャーズ監督が11月10日、前田大然の負傷離脱を明らかにした。少なくとも1か月半ほどは戦列を離れることになるようだ。
前田は8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節アトレティコ・マドリー戦で、前半の早い時間帯に一発退場となったことが話題になった。指揮官によれば、そのタックルの際にひざを負傷し、復帰に6週間ほど要するという。
地元紙『Daily Record』は、ロジャーズ監督が12月30日に予定されているレンジャーズとのダービーマッチに間に合うとの見解を示したと伝えている。指揮官は「戻ってこられることを願っている。見る限り、早く回復するはずだ」と話した。
「様子を見なければいけないが、今はロンドンに行って調べているところだ。だが、そのころまでには戻っているはずだよ。あのタックルでもっと強くいっていたら、おそらく彼がケガすることはなかっただろう。とても残念だよ。私がここに来てから、彼は素晴らしかったからね」
【画像】判定は妥当? 一発レッドとなった前田大然のタックル
「本当に残念。彼はマシンのような存在だった」前田大然の戦列離脱にセルティック指揮官も落胆! CL退場判定には皮肉「もっと強くいけばケガをしなかった」
カテゴリ:海外日本人
2023年11月11日
「彼の態度とメンタリティは素晴らしい」
指揮官は「彼の態度とメンタリティは素晴らしい。我々のために最初にプレッシャーをかけてくれる」と前田を称賛。VARチェックによって一発退場に判定が変更されたことが議論を呼んだだけに、「サッカーを知る者なら誰でも、あれがレッドカードではないと分かるだろう。足がぶつかっただけだ」と、不満をのぞかせながら離脱を嘆いた。
「レッドカードになったとたん、相手の選手が奇跡的に出てきたのは皮肉だった。本当に残念だよ。彼はウチにとってマシンのような存在だったからね」
11月のワールドカップ予選も欠場が決定した前田だが、年内に戦列に戻り、1月のアジアカップで躍動できることを願うばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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