興味深い事実が明らかになった。

　セルティックが誇る快足選手と言えば、前田大然がお馴染みだ。無尽蔵のスタミナを併せ持つ日本代表FWは、先日に欧州サッカー連盟が公開したチャンピオンズリーグ（CL）におけるスピードランキングでも、キリアン・エムバペらを抑え、堂々の４位に入った。

　ただ、同じチームに双璧をなす韋駄天がいるようだ。地元紙『THE SCOTTISH Sun』の「セルティックで最も足の速い選手が判明。それはダイゼン・マエダではない」と題した記事によれば、ブレンダン・ロジャーズ監督は、ジェームズ・フォレストの名を挙げている。

「彼は32歳になっても、最も速いウインガーだ。先々週、テストをしたんだ。ジェームズは今でも一番速い。信じられないかもしれないけど、直線のスピードでダイゼンに決して引けを取らない。作業量は多くないかもしれないし、プレータイムは限定的かもしれないが、能力は依然として卓越しているし、インパクトを与えられるのは間違いない。先発であれ、ベンチスタートであれ、毎試合仕事をこなしている」
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　熟練アタッカーへの称賛は止まらない。指揮官はこうも語る。

「聞いてくれ。私たちは現代社会を理解しているし、ピカピカの新しいものを求める必要性も理解している。でも、まだとてもとても良い選手で、我々にインパクトを与えてくれる選手をゴミ箱に捨てるつもりはない。ジェームズは本当によくやってくれている」

　ユース出身で、セルティック一筋14年のフォレストは、時に前田と両翼を担っている。クラブが誇る快足コンビで、CLでも旋風を巻き起こしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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