10月22日に開催されたスコットランドリーグ第９節で、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希を擁するセルティックは、小田裕太郎と田川亨介が所属するハーツと敵地で対戦。４－１で快勝を収め、リーグ戦６連勝を果たした。

　この一戦はまさにサムライ祭りとなった。開始４分でマット・オライリーが先制点を奪った後、23分に旗手のアシストで前田が追加点を挙げれば、51分に古橋がハーツ相手に８戦連発となるチーム３点目をゲット。そして仕上げは、途中出場の岩田だ。81分に左足で豪快にシュートを叩き込み、勝負を決定づける加入後初ゴールを奪ってみせた。

　セルティック側で出場した日本人選手は揃って確かな結果を残したなか、現地メディアもそれぞれを高評価。採点記事で４人全員に７点を付け、次のように評した。
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旗手怜央
「巧みな動きで２点目を演出。彼は常にジャンボ相手に秀でており、今日もボックス・トゥ・ボックスでいつも通りのプレーを見せた。PKを外したが、彼の評価は変わらないだろう」

前田大然
「適切なタイミングで適切なポジションを取り、ハタテのクロスから２点目を決めた。セルティックが本当にギアを上げた時、ウインガーの最高の力が発揮される。失点を招いたパスは杜撰だったが、それほど問題ではなかった」

古橋亨梧
「このヒットマンは活発な動きを見せていただけに、最初の２ゴールに絡めなかったのは不運だった。素晴らしいフィニッシュでチームの３点目を奪った」

岩田智輝
「ユーティリティプレーヤーとして素晴らしいパフォーマンス。彼の一撃は間違いなくベストだった」

　サムライパワー全開で、代表ウィーク明け初戦を飾ったセルティック。勢いそのままに、中２日で戦うチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦でも勝利を収められるか。日本人選手の再びの活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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