イングランド代表は現地時間10月17日、EURO2024予選のグループCでイタリアと対戦。３－１で快勝し、本選出場を決めた。

　今季、レアル・マドリーに加入して公式戦で10試合・10ゴールと存在感を発揮するジュード・ベリンガムは、イングランド代表でも輝きを放つ。イタリア戦では、１－１で迎えた57分、ワンタッチで相手のプレスをかわしてカウンターの起点になると、最後はマーカス・ラッシュフォードの勝ち越し弾をアシストした。
【動画】ベリンガム→ラッシュフォードでカウンター完結！イングランドの勝ち越し弾！

　イギリスメディア『Football 365』は「ベリンガムの輝きは、イングランドのすべての国民が喜んでいる」と、20歳の怪物の活躍を報道。そのうえで「ただ、一人を除いて…」と、トッテナムで好調を維持するジェームズ・マディソンが先発出場できない現状に、見解を示した。

「ベリンガムは信じられないほど優秀で、レアル・マドリーでトップ下としての才能をさらに開花させたことで、非常に奇妙なことが起こっている。彼のせいで、プレミアリーグで絶好調なマディソンが代表で先発で出られないのは、おかしな話だ」

　今季、レスターからトッテナムへ加入したマディソンは、ここまでトップ下でリーグ戦８試合に出場して２ゴール・５アシストを記録。主力として、クラブをリーグ首位に導く原動力となっている。

　そのマディソンが、代表チームでは二番手に甘んじている現状を「奇妙なこと」と伝えつつ、「しかし、それは完全に公平なものだ」として、ベリンガムの凄さを改めて強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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