GK鈴木彩艶の空振りを好カバー。無失点勝利に貢献の谷口彰悟はなぜピンチを救えたのか

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2023年10月18日

カナダ戦の悔しさを生かして

日本はチュニジアに2-0で勝利。谷口も完封勝利に一役買った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[国際親善試合]日本 2-0 チュニジア/10月17日/ノエビアスタジアム神戸

 ノエビアスタジアム神戸でチュニジアと対戦した日本は2-0で勝利を飾った。

 前半はボールを保持しながらなかなかチャンスを生かせなかった日本だが、43分に古橋亨梧のゴールで先制すると、後半も優位に試合を進め、69分には伊東純也が久保建英のクロスに合わせて追加点をマーク。

 そして5連勝中のチームは、4戦連続で失点を喫していたが、この日はクリーンシートも達成。各選手が手応えを語ったなか、72分にCBに投入された谷口彰悟も喜びを口にした。

「本当、久々で良かったです。ここ数試合勝っていましたが、やっぱりどこかでゼロで終わりたい気持ちは強かったし、最後は危ないシーンがありましたが、みんなで身体を張って守れたので良かったです」

 谷口といえば4日前のカナダ戦にもCBで途中出場したが、終盤の失点を悔いていた。それだけに喜びもひとしおだったはず。

【動画】日本対チュニジアのハイライト!
 
 さらに谷口は後半アディショナルタイムには、GK鈴木彩艶が足にボールを当てきれず、後ろにボールをそらしてしまったシーンをしっかりカバー。

「そういうことになる可能性を含めて、あらゆることを予測して動くべきでしたし、その意味でカバーの準備はできていました。みんなでカバーし合ってやれたのは良かったです」

 そう話してスタジアムを後にした。この無失点勝利は今後につながるはずだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【PHOTO】チュニジア戦が行われるノエビアスタジアム神戸に集結した日本代表サポーターを特集!(場外編)

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