リズムメイクと、常に前を狙う姿勢
プレミアリーグEAST第16節、前橋育英は好調を維持する3位の尚志をホームに迎えたが、前半に3失点し、最後までゴールが遠く、0-3で敗れた。これでチームは3連敗に加え、3試合連続ノーゴールの11失点と苦しい状況が続いている。
だが、そのなかでボランチの2年生・石井陽が見せたプレーは、少なからずチームの光となっていた。
158センチと小柄だが、豊富な運動量とボールを受けてからの素早いターンや仕掛けが魅力で、正確なラストパスを駆使してチームのリズムメイクを果たしている石井は、尚志戦で周りの状況を見ながら、ボールを受ける位置を探し出していた。
前半は尚志のハイプレスに苦しみ、失点を重ねるチームにおいて、ボールの落ち着きどころを作るべく、相手のプレスの隙間にポジションを取り、パスを引き出したらボールを受ける直前にターンして、ファーストタッチで前を向いて相手のプレスの矢印を折るプレーを見せる。
後半に入ってからチーム全体が落ち着きを取り戻すと、石井は前半同様に巧みなキープとサイドチェンジでリズムを作り出すとともに、積極的に前に出てディフェンスラインの裏に浮き球のパスを通したり、クサビを当ててエリアに侵入したりと、尚志にとって脅威になり続けた。
だが、そのなかでボランチの2年生・石井陽が見せたプレーは、少なからずチームの光となっていた。
158センチと小柄だが、豊富な運動量とボールを受けてからの素早いターンや仕掛けが魅力で、正確なラストパスを駆使してチームのリズムメイクを果たしている石井は、尚志戦で周りの状況を見ながら、ボールを受ける位置を探し出していた。
前半は尚志のハイプレスに苦しみ、失点を重ねるチームにおいて、ボールの落ち着きどころを作るべく、相手のプレスの隙間にポジションを取り、パスを引き出したらボールを受ける直前にターンして、ファーストタッチで前を向いて相手のプレスの矢印を折るプレーを見せる。
後半に入ってからチーム全体が落ち着きを取り戻すと、石井は前半同様に巧みなキープとサイドチェンジでリズムを作り出すとともに、積極的に前に出てディフェンスラインの裏に浮き球のパスを通したり、クサビを当ててエリアに侵入したりと、尚志にとって脅威になり続けた。
結果こそ出なかったが、石井のリズムメイクと、常に前を狙う姿勢は前橋育英のこれからの巻き返しの明るい材料であった。
「(第14節の)川崎U-18戦から失点がすごく多くて、失点の仕方もセットプレーが多くて、今日も2本のコーナーキックからやられてしまった。苦しい状況だし、反省すべきことは多いのですが、ここで落ち込んでいても前には進めない。そこは自分に対しても厳しく、成長のチャンスだと捉えてやっていきたいです」
責任感も人一倍強い石井は、苦しい状況に言い訳をせずに、自分にベクトルを向けて現状打破をしようと闘志を燃やしている。
「今年は昨年の主軸がごっそりと抜けたので、苦しくなることは分かっていたし、僕ら2年生がもっとチームを引っ張らないといけないと思っています。ゴールキーパーの雨野(颯真)さんをはじめ、3年生の選手たちはチームのために声を出してくれるし、鼓舞してくれる。それを僕ら2年生がもっと乗っからないといけないですし、僕自身ももっと声を出していかないといけないと思っています」
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「(第14節の)川崎U-18戦から失点がすごく多くて、失点の仕方もセットプレーが多くて、今日も2本のコーナーキックからやられてしまった。苦しい状況だし、反省すべきことは多いのですが、ここで落ち込んでいても前には進めない。そこは自分に対しても厳しく、成長のチャンスだと捉えてやっていきたいです」
責任感も人一倍強い石井は、苦しい状況に言い訳をせずに、自分にベクトルを向けて現状打破をしようと闘志を燃やしている。
「今年は昨年の主軸がごっそりと抜けたので、苦しくなることは分かっていたし、僕ら2年生がもっとチームを引っ張らないといけないと思っています。ゴールキーパーの雨野(颯真)さんをはじめ、3年生の選手たちはチームのために声を出してくれるし、鼓舞してくれる。それを僕ら2年生がもっと乗っからないといけないですし、僕自身ももっと声を出していかないといけないと思っています」
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