中国の杭州で開催されているアジア競技大会の女子サッカーは、10月２日に準決勝が開催され、日本はホスト国の中国と対戦。４－３と打ち合いを制し、決勝進出を決めた。
完全アウェーの雰囲気のなか、中嶋淑乃のゴールで12分に先制した日本は、20分に追いつかれたものの、31分に18歳の谷川萌々子がネットを揺らし、勝ち越しに成功。さらに、その４分後には千葉玲海菜、43分にも古賀塔子が決めて点差を広げる。
後半は中国の反撃に遭い、55分、60分とセットプレーから立て続けに失点し、１点差に詰め寄られたものの、リードを守り切った
この日本の戦いぶりに称えたのが、中国の大物コメンテーター、ハン・チャオシェン氏だ。自身のウェイボー（中国版X）にこう投稿している。
「試合内容から判断すると、中国は逆境に負けない強い闘志を見せてよく戦ったし、そのエネルギーは称賛に値するが、客観的に見ると、日本の選手たちのほうが、個人の技術レベルとゲームを読む力という点で我々よりも優れている」
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「我々よりも技術が優れていた」“セカンドチーム”で決勝進出の日本に、敗れた中国の大物識者は脱帽！「17～19歳の若手までいた...」【アジア大会】
カテゴリ：女子サッカー
2023年10月04日
「懸命に練習することによってのみ、将来追いつくことができる」
同氏は「中国サッカーの道のりは長く、総括し、改善しなければならない点がたくさんある。失敗は悪いことではない。試合を通じて課題を発見し、懸命に練習することによってのみ、将来追いつくことができる」と見解を綴っている。
また、著名なスポーツコメンテーターのジ・ユーヤン氏も自身のウェイボーに「前半に少し簡単に失点してしまった」と綴り、こう続けている。
「日本はこの（若い）年齢層で開催国の中国を破った。フィールドには20代の選手が多く、17歳から19歳の若手まで何人かいた...」
先の女子ワールドカップに出場したのは千葉だけというメンバーで、現地では「セカンドチーム」と評されてきた日本が、見事に決勝に進出。６日に優勝を懸けて北朝鮮と激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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