セルティックに加入してから得点を量産し続けてきた古橋亨梧は、プレミアリーグへの移籍を巡る噂が後を絶たない。だが、OBのフランク・マカベニーは、少なくともこの夏にイングランドへ向かう条件はそろっていなかったと考えているようだ。

　アンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムに移籍したことで、北ロンドン行きの可能性も騒がれた古橋。だが、日本代表ストライカーはこの夏、セルティックと新たに2027年まで契約を延長した。

　現役時代にイングランドでもプレーした元スコットランド代表のマカベニーは、『Football Insider』で「キョウゴのことが言われるが、彼はプレミアリーグに準備できていない」と話している。

「多くのチームが前線は１人だ。キョウゴはそれじゃプレーできない。マンチェスター・シティに行っていれば、素晴らしい選手になるだろう。彼の動きは別格だ。だが、彼の準備ができているかは分からない。あそこにはすごい選手たちがいるからね。ゴールを決め続ければ、来年は準備が整うかもしれない」

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　今季も古橋はリーグ戦でネットを揺らしている。開幕５試合で４ゴールだ。監督が代わっても得点を量産し、クラブのレジェンドであるヘンリク・ラーション以来のストライカーではないかと常に議論されている。

　だが、世界最高峰と言われるプレミアリーグとスコットランドリーグの間に差があることも確かだ。古橋の招集を巡る日本代表の森保一監督の発言が話題になったのも記憶に新しい。

　古橋はプレミアリーグでもゴールを量産できるストライカーなのか。ひとつ確かなのは、その力があると示すには、今後もスコットランドで得点をあげ続けなければいけないということだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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