現地時間９月19日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第１節で、複数の日本人選手が所属するセルティックは、上田綺世を怪我で欠くフェイエノールトと敵地で対戦。退場者を２人出すかなり厳しい展開となり、０－２で敗れた。

　先発した古橋亨梧、旗手怜央、前田大然のサムライトリオは、調子が上がらないチームの中で揃って存在感を示せず。オランダで苦しい夜を過ごすこととなった。ゆえに現地メディアの評価も辛めで、採点記事では改善を促す記述が並んでいる。

『Glasgow Live』
旗手「５点」
「最初の２本のシュートは枠を捉えたが、どちらもパスできたはず。頭を上げるべき時にゴールを奪おうとした。時にポゼッションも杜撰だった。ロジャース監督が今のところ彼を選んでいないなか、必死のプレーは彼を助けなかった」

古橋「５点」
「ハタテ、パルマ、マエダはあらゆる角度からシュートを打ち、彼へのパスを選ばなかった。それにセルティックにはカウンターアタックが不足していた。とはいえ、壁のポジショニングは酷かった。レッドカードの影響で交代となった」

前田「６点」
「右サイドで精力的に働いたが、技術的なクオリティは今ひとつ。普段はカウンターアタックのオプションとして最適だが、ロジャース監督の要求通りにはプレーできなかった」
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『THE CELTIC WAY』
旗手「５点」
「このMFにとって、アップダウンの激しいゲームだった。攻撃面では危険なプレーを見せたが、ポゼッションが緩み、味方にプレッシャーを与える場面が何度かあった」

古橋「５点」
「28歳はサービスをほとんど受けられず、フラストレーションの溜まる夜だった。また、このフォワードは相手の先制点の場面でボールを避けた。彼は常に意欲的に走り続けていたが、この試合ではフェードアウトしてしまった」

前田「６点」
「この日本代表は輝きを放っていた。プレッシングで問題を引き起こし、試合が均衡している間に、アウェーチームをピッチのさらに上へ押し上げた」

　セルティックは昨シーズン、CLのグループステージ６戦で未勝利に終わり、リベンジに懸ける思いは強い。このままずるずると引きずらず、兎にも角にもまずは初勝利を挙げたいところだ。鎌田大地を擁するラツィオをホームに迎える次節で、結実なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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