ドイツ・ベルギー遠征中の日本代表でますます存在感を高めている三笘薫。現地９月10日にはブライトンが公式Ｘ（旧ツイッター）を更新し、三笘が８月のPOTM（プレーヤー・オブ・ザ・マンス／月間最優秀選手賞）に選ばれ、超高級ポルシェを贈呈されたことを報告した。
【画像】ブライトン公式が公開した三笘薫と“超高級ポルシェ”のツーショット！

　ドイツの高級スポーツカーメーカーのポルシェはブライトンのクラブスポンサーで、今回は人気セダンである「タイカン」が贈られた。投稿では三笘が黒のタイカンにもたれかかる画像が公開され、「ブライトンも太っ腹だな～」「クレイジーな賞品」「マジでそんな高額なプレゼントを？」「豪華すぎるだろ」「ミトマにはもっと良いクルマでもいいぞ！」など、サポーターからさまざまな声が寄せられていた。

　しかし、英衛星放送局『Sky Sport』が翌日にリアルな内幕を明かした。「ブライトンはミトマにポルシェを贈呈したが、運転できるのは１か月だけだ」と銘打つ記事を掲載している。

　同局は、「８月の３試合で１得点・２アシストを記録してPOTMに選出されたミトマ。ブライトンは100万ユーロ（約1500万円）を超える相当額のポルシェを賞品として贈ったが、30日後には“使用期限”がやってくる。これはクラブとスポンサーの合意事項。誰もが驚くニュースだったが、実はトリックがあったのだ」と解説している。
 

　では、30日間が過ぎればどうなるのか。『Sky Sport』は「当然、次のウィナー（受賞者）が引き継いで運転することになる」と説明。「現時点では９月（３日）のニューカッスル戦でハットトリックを決めたエバン・ファーガソンが最有力候補だろう」と続けている。

　現実はシーズンを通して、POTMの受賞者たちがレンタルでリレーしていくということか。まさに「さもありなん」の舞台裏である。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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