８月20日、オーストラリア＆ニュージーランドで開催されている女子ワールドカップ（W杯）の決勝で、スペイン女子代表とイングランド女子代表が対戦した。
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試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続くなか、最初の決定機は16分。イングランドはペナルティエリア手前からヘンプが左足のダイレクトで狙ったが、惜しくもクロスバーを叩いた。
一方のスペインもその直後、左からのクロスにレドンドが合わせたが、GKアープスの好セーブに阻まれた。
試合が動いたのは29分、スペインはショートカウンターから左サイドへ展開。これを受けたカルデンテイのパスからオーバーラップしてきたカルモナが鋭いシュートを突き刺し、先制点を奪った。このままスペインの１点リードで前半を終える。
29分のゴールが決勝点
後半に入り50分、スペインはカルデンテイが左サイドからドリブルで中に切り込んでミドルを狙ったが、GKアープスにセーブされた。
１点を追うイングランドはその４分後、右からのアーリークロスにヘンプがダイレクトで合わせるも、枠を捉えられない。
スペインは68分、相手のハンドでPKを獲得。これをエルモソが蹴ったが、GKアープスにコースを読まれてキャッチされた。
イングランドは76分、ペナルティエリア内に侵入した途中出場のジェームズが左足で強烈なシュートを放ったが、GKコールに防がれた。
試合はこのまま１－０で終了。勝利したスペインが初のW杯制覇を成し遂げた。これにより、スペインはドイツ代表に続き、史上２か国目の男女のW杯優勝国となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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