現地時間８月18日に開催されたブンデスリーガ第１節で、バイエルン・ミュンヘンは、ブレーメンと敵地で対戦。４－０で快勝を収め、RBライプツィヒに０－３の完敗を喫したドイツスーパーカップの悪夢を払拭した。

　ライプツィヒ戦で途中出場し、新天地デビューを飾っていたハリー・ケインは初先発。すると開始わずか４分、絶妙なワンタッチパスでレロイ・ザネの先制点をお膳立てすれば、74分にはGKの逆を突く冷静なフィニッシュで、チーム２点目となる加入後初ゴールを奪ってみせた。

　１ゴール・１アシストと躍動したイングランド代表の大エースは、試合後に『Sky Sports』のインタビューに対応。「ファンタスティックだ。この試合に向けて、たくさんの話題や準備があった。序盤のゴールで良いスタートが切れた」と手応え十分に振り返った。

「何度か良いチャンスは作れたけど、最後の決め手に欠けていた。それでも落ち着いて２点目を奪うことに成功し、途中出場の選手たちが試合を終わらしてくれた。完璧なスタートだった。次の試合が楽しみだ。

　チームメイトは僕のプレーを見てきてくれている。僕は深く下がってリンクプレーをするのが好きなんだ。このチームのペースなら、完璧に機能すると思う。僕は何よりもまず９番だから、ボックス内に入り、前方へ走り出さなければならない」
【動画】バイエルンのケイン、ブンデス開幕戦で１ゴール・１アシスト！

　そのうえで「本当に幸せだ。素晴らしいチームだし、その一員になれて興奮している」と伝えたケインは最後に、長年プレーしたプレミアリーグと、新天地ブンデスリーガの違いに言及。開幕戦に駆けつけたファンを称賛した。

「両チームのファンは試合中ずっと凄かった。僕が経験したいくつかのプレミアリーグの雰囲気とは本当に違った」

　次戦は27日。奥川雅也が新加入したアウクスブルクをアリアンツ・アレーナに迎える。ホームデビュー戦でも圧倒的な活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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