ここにきて移籍市場を賑わしているのが、ブライトンの三笘薫に対するアーセナルの関心だ。

　英国メディア『FOOTBALL FANCAST』は８月14日、「アーセナルはレアンドロ・トロサールのアップグレードにサインする可能性がある」と題した記事を掲載。「アーセナルは、（マンチェスター・シティの）ジョゼップ・グアルディオラが確実に心配するであろう補強選手を加えて、素晴らしい夏の支出を締めくくるかもしれない」と報じた。

「『football.london』の報道では、アーセナルは選手売却で資金を調達できれば、移籍期間が閉まる前にウインガー獲得に動く可能性があると示唆され始めており、ブライトンのミトマもそうしたターゲットの一人だ」

　同メディアは日本代表アタッカーの能力について、「人を倒す比類のない能力を備えたミトマほどトリッキーなウインガーは、現在の世界のサッカー界にはほとんどいない」と絶賛。アーセナルとの相性の良さを説いている。

「（ミケル・）アルテタ監督の哲学全体が、ワイドマンがサイドバックと１対１になれる位置にボールを入れることを中心に展開していることを考えると、もしこの26歳の選手がそのシステムに入れば、すぐに成長するだろう」

【動画】「クロス上手すぎ」と反響！三笘のピンポイントアシスト

　記事は「この巧みなスターは、昨シーズンの公式戦で10ゴール・８アシストを記録し、その名声をさらに高め、単なる技巧以上のものをゲームにもたらした。アルテタが取引を成立させれば、天国のような試合となるのをあらゆる兆候が示している。恐ろしいのは、これがイギリスにおける彼の功績のほんの始まりに過ぎないということだ」と主張している。

　そして、今年の１月にブライトンからアーセナルへ移籍したベルギー代表FWトロサールを引き合いに出し、「アメックス・スタジアムから再びスター選手を獲得すれば、１月の成功を上回ることになるかもしれない」と伝えている。

　一方で英メディア『talkSPORT』は「日本代表はブライトンと新たな長期契約の締結に近づいている」と報じている。残留か移籍か、その去就に英国でも注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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