不甲斐ない結果に、怒りが収まらない様子だ。

　８月５日に行なわれた女子ワールドカップのラウンド16で、ノルウェー代表はなでしこジャパンと対戦。１－３と力及ばず、敗退となった。

　痛恨だったのは失点シーンだ。15分の先制点は、宮澤ひなたのクロスを処理し損ねたイングリッド・シルスタッド・エンゲンのオウンゴールで献上。１－１から清水梨紗に奪われた決勝点は、ワイルド・ボー・リサのパスミスがアシストになった１点だった。

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　ノルウェーメディア『Dagbladet』が掲載した「ノルウェーに対する激しい攻撃」と題した記事によれば、元選手でTVコメンテーターを務めているアレクサンダー・シャウ氏は、番組中にこうぶちまけた

「ひどいワールドカップだった。我々はこの件についてオープンかつ正直でなければならない。我々がチームに期待していたものには遠く及ばず、事前の目標にも及ばなかった。この大会は大失敗として歴史に残るだろう」

　司会者が口を挟むと、「ここに座って嘘をつくつもりか？ 我々はここに座って、結婚したくない花嫁のために化粧をするのか？」と言い返し、こうまくし立てた。

「このままやっていくべきなのか、それともオープンかつ正直になって、この代表チームにふさわしい敬意を持って接するべきなのか？ つまり、完全に正直でなければならないということだ。ここに座ってずっとチアリーダーなんて続けられない。あまりにもひどかった」

　シャウ氏は、結果はもちろん試合内容も気に入らなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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