「もっともっと戦えるチームにしたい」
[インターハイ準決勝] 日大藤沢 1-3 明秀日立/8月3日/カムイの杜公園多目的運動広場A
日大藤沢(神奈川)は8月3日、インターハイの準決勝で明秀日立(茨城)と対戦。1-3で敗れた。
前半4分に先制されると、29分にも失点。後半3分に途中出場の布施克真が追撃弾も、同8分に3点目を奪われ、突き放された。2017年以来の決勝進出を目ざした一戦は、悔しい結果に終わった。
ただ、内容では決して劣ってはいなかった。ボールを握って押し込む場面も目立ち、試合後には明秀日立の萬場努監督や選手たちは、日大藤沢の高い技術に対し劣勢を認めていた。
それでも勝利には届かなかった。指揮官や選手たちは、どう感じていたのか。
佐藤照勝監督は、前半で2点ビハインドにされた展開を「(前半を)0-1で折り返したり、粘れてこれたのが逆転やPKでの勝ち上がりの要因だった。一瞬の隙を見逃してくれないと感じた」と悔やんだ。
キャプテンの佐藤春斗は、「失点するかもしれないというのは、チームも自分も頭には入れていましたけど、2点差は結構きつい状況でした」とコメント。10番の安場壮志郎も、「失点した時に監督からは、どういう雰囲気でやるか、『相手に飲まれないでやる』とは言われていたんですけど、そこから、もう1失点してしまって。自分たちの隙、甘いところが出ました」と振り返った。
彼らは、課題と向き合い、すでに“次”に目を向けている。
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日大藤沢(神奈川)は8月3日、インターハイの準決勝で明秀日立(茨城)と対戦。1-3で敗れた。
前半4分に先制されると、29分にも失点。後半3分に途中出場の布施克真が追撃弾も、同8分に3点目を奪われ、突き放された。2017年以来の決勝進出を目ざした一戦は、悔しい結果に終わった。
ただ、内容では決して劣ってはいなかった。ボールを握って押し込む場面も目立ち、試合後には明秀日立の萬場努監督や選手たちは、日大藤沢の高い技術に対し劣勢を認めていた。
それでも勝利には届かなかった。指揮官や選手たちは、どう感じていたのか。
佐藤照勝監督は、前半で2点ビハインドにされた展開を「(前半を)0-1で折り返したり、粘れてこれたのが逆転やPKでの勝ち上がりの要因だった。一瞬の隙を見逃してくれないと感じた」と悔やんだ。
キャプテンの佐藤春斗は、「失点するかもしれないというのは、チームも自分も頭には入れていましたけど、2点差は結構きつい状況でした」とコメント。10番の安場壮志郎も、「失点した時に監督からは、どういう雰囲気でやるか、『相手に飲まれないでやる』とは言われていたんですけど、そこから、もう1失点してしまって。自分たちの隙、甘いところが出ました」と振り返った。
彼らは、課題と向き合い、すでに“次”に目を向けている。
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佐藤監督が「相手のボールを自分たちのボールにするには、一体感を持って奪い切る、やり切る、拾い切る、というところを、すごく学べた。それができれば自分たちの土俵に持って行けるのが分かったと思う」と語る。
取材陣から選手の高い技術に関する質問を受けた安場は「上手いだけでは勝てないと感じました。強いチームになるために、1本のシュートやパスを、もっと徹底してやっていかないと強いチームにはなれないので。ここから頑張っていきたいです」と意気込む。
また、佐藤は守備面での成長を挙げて、「マイナスなところだけではなく、プラスのところにも目を向けながら、チームとして良くしていきたいです」と前を向く。
インターハイの県予選では0-4で敗戦を喫した桐光学園は、決勝進出を果たした。冬の全国選手権の神奈川県の出場枠は“1”だ。
佐藤が「桐光学園は上手いだけではなく強い。同じ神奈川で絶対に負けられない。ここから選手権までに、もっともっと戦えるチームにしたいです」と表情を引き締める。安場は「死に物狂いでやらないと勝てないと思うので、ここから夏、みんなで乗り越えて、もっと強くなっていきたいです」と、ライバル心をむき出しにした。
日大藤沢が、冬の選手権に向けて再スタートを切る。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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また、佐藤は守備面での成長を挙げて、「マイナスなところだけではなく、プラスのところにも目を向けながら、チームとして良くしていきたいです」と前を向く。
インターハイの県予選では0-4で敗戦を喫した桐光学園は、決勝進出を果たした。冬の全国選手権の神奈川県の出場枠は“1”だ。
佐藤が「桐光学園は上手いだけではなく強い。同じ神奈川で絶対に負けられない。ここから選手権までに、もっともっと戦えるチームにしたいです」と表情を引き締める。安場は「死に物狂いでやらないと勝てないと思うので、ここから夏、みんなで乗り越えて、もっと強くなっていきたいです」と、ライバル心をむき出しにした。
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