ミラン入りの破談が有力視される鎌田大地には、様々なクラブが注目していると言われる。

　ミランと同じイタリアでは、ローマやナポリ、インテル、ユベントスといったクラブの名前が挙がった。フランクフルト復帰説まで報じられ、ドイツでは以前からドルトムントが関心を寄せていたのは周知のとおりだ。

　プレミアリーグのクラブも興味を示していると言われ、アンジェ・ポステコグルー監督が就任したトッテナムへの移籍を巡る噂も後を絶たない。

『FootballFanCast』が７月12日に報じたところによると、グレアム・ベイリー記者はポッドキャストで「この選手が大好きだ。カマダがフリーなのは興味深い」と、日本代表MFの行く末に言及した。

「ドルトムント、インテル、ナポリが気に入っている。トッテナムとニューカッスルも以前気に入っていた。ポステコグルーは日本人選手についてすべてを知っている。トッテナムが（鎌田獲得に）戻っても驚きではない。どのプレミアリーグのクラブにとっても素晴らしいフリー補強となり得る」

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　これを受け、FootballFanCastは「カマダはスパーズでファンタスティックにフィットするかもしれない」と報じている。

「非常にユーティリティ性があり、２つのエリアでトッテナムに勢いをもたらすだろう。攻撃の脅威もすばらしく、PKを除く得点期待値で５大リーグMFの上位１％に入る。PKを除く得点期待値とアシスト期待値でも10％以内だ」

「『FBref』によると、比較されるような選手にはニコロ・バレッラ、フェデリコ・バルベルデ、イルカイ・ギュンドアンなどが含まれる」

　最後に、同メディアはかつての他メディアによる比較報道を紹介しつつ、トッテナムと鎌田にとって“良い結婚”になるかもしれないとの見解を示した。

「ベイリー記者が言うように、最近のキョウゴ・フルハシやレオ・ハタテのような成功例など、ポステコグルーには日本人タレントからベストを引き出してきた経験がある。かつて『次のシンジ・カガワ』とも呼ばれた選手と仕事するのは、双方にとって最高の機会となるだろう」

　大きな注目を集めている鎌田大地の新天地は、果たしてどこになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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