元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が６月18日、自身のYouTubeチャンネルに森保ジャパンのエルサルバドル戦「格付け企画第二弾」を投稿。６－０で大勝した日本の守備陣を採点した。

　良かった選手が８点以上、物足りなかった選手は7.5点以下と採点基準を提示。まずは、アンカーで先発した守田英正を「低めのポジションで、あまり目立たなかった。普通にバランス良く戦ってくれたし、8.5点」とした。

　左サイドバックで日本代表初出場を飾った森下龍矢は「違いを出さないといけない。初出場の選手は」とオーバーラップの少なさを指摘。だが守備は安定していたとして「８点」をつけた。

　センターバックの谷口彰悟は「ちゃんとポジションは良いし、スムーズにバランス良く試合をこなしている。それに、（先制の）セットプレーの得点」と評価して「8.5点」。コンビを組んだ板倉滉は「普通に戦ってくれた。８点」と語った。

　自身も現役時代に務めたセンターバックは今後、冨安健洋と板倉のコンビが代表の軸になり、谷口がバックアップで２人に「少し緊張感をもたらす」と占った。
 

　右サイドバックの菅原由勢は、チャンスでのトラップが上手くいかなかった点が残念だったとして、「シュートまで持っていけたら、8.5点付けようと思ったが、あのトラップミスで８点」と採点した。

　同ポジションで途中出場した相馬勇紀は「突破するし、センタリングも上げている。（６点目の）古橋（亨梧）のアシストも。8.5点」で、菅原を上回っていると主張。惜しくもゴールポストに直撃したシュートが入っていれば、１ゴール・２アシストの久保建英を抑えてMVPだったと振り返った。

　また、途中出場したMF川辺駿とGK大迫敬介には、ともに「８点」をつけた。

　次戦のペルー戦は、「ちょっとレベルが高い相手なので、どういう出だしをするのか」とし、日本のほうがレベルが上と断言したうえで、「きちんと試合運びをして、２－０ぐらい、３－０ぐらい。2点差ぐらいつけて、ちゃんと勝つ。日本の強さを見せてほしい」と期待を込めた。

　日本対ペルーは、20日の18時55分キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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