• トップ
  • ニュース一覧
  • 「4-3-3」にリトライの森保ジャパン。カギを握る守田・堂安・旗手のトライアングル。懸念はカウンター対応

「4-3-3」にリトライの森保ジャパン。カギを握る守田・堂安・旗手のトライアングル。懸念はカウンター対応

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年06月15日

中盤の連係・連動がポイント

エルサルバドル戦はアンカーで先発濃厚の守田。「ビルドアップで違いを作れたら」と意気込む。写真:梅月智史

画像を見る

「明日の戦いの中では、4-1-4-1(4-3-3)でスタートすると、現段階では考えている。選手の持っている個々の良さを形の中でも表わせるようにしていきたい。形で選手の良さを殺してしまわないように、選手の良さをできるだけ出して、良い戦いにつなげていきたいと思っています」

 第二次森保ジャパンの3戦目となる6月15日のエルサルバドル戦(豊田)に向け、森保一監督は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選途中からベースにしていた4-3-3に再挑戦する意向を口にした。

 13日に公開された紅白戦では、4-3-3と4-2-3-1の2つにトライしていたが、堅守速攻スタイルのエルサルバドルには、より攻撃的な戦いを仕掛ける必要がある。

 相手の強固な守備ブロックを攻略するために、日本としては前に人数をより多くかけて、敵を引き出す作業を繰り返し、ゴールを奪っていくことが重要なテーマと言えるだろう。

 そこで大きなポイントとなるのが、中盤の連係・連動だ。カタールW杯最終予選の時は、遠藤航(シュツットガルト)がアンカーに入り、守田英正(スポルティング)と田中碧(デュッセルドルフ)が両インサイドハーフに入っていたが、今回は守田がアンカーに下がり、インサイドハーフには堂安律(フライブルク)と旗手怜央(セルティック)が陣取る新たな組み合わせになる。
 
 中盤の要のポジションに入る守田は強調する。

「航君と比べたら、守備のところで劣るというのは自覚しています。ただ、スペースの管理やリスク管理、ビルドアップで違いを作れたらなと思います。特に意識するのは、インサイドハーフの選手にどれだけ気持ち良くボールを持たせてあげられるか。僕が主役になる必要はないので、プレーエリアを与えてあげることが大事。

 あとはサイドの2列目の選手が今の代表の強みなので、彼らを中心にボールを上手く保持して、押し込めるような展開を作っていきたいと思います」

 その言葉通り、アンカーのところでしっかりと攻守のバランスを取り、堂安と旗手がボールを触る回数を増やし、久保建英(レアル・ソシエダ)と三笘薫(ブライトン)という両ワイドと絡みながらゴールに迫る形が数多く出せれば、新たな組み合わせも噛み合うだろう。

 堂安自身は「怜央君と自分は攻撃的なインサイドハーフ。僕は右サイドが得意なので、右と絡みながらボックスに入っていくというプレーを中でやるのは得意。一発撃てるのは中だと思うし、今のシステムだとサイドはドリブラーの選手がハマるかなと思うので、自分の最適なポジションを見つけられたらいい」と、右インサイドハーフで新たな自分を確立させたいと考えている様子だ。

【PHOTO】三笘&久保が先発か…エルサルバドル戦に向け日本代表が前日練習を豊田で実施!
【関連記事】
【エルサルバドル戦のスタメン予想】三笘、久保、堂安を同時起用。古橋復帰で注目のCFは...
「本当に異次元」森保J初招集の森下龍矢が驚愕した日本代表戦士は? 三笘薫ではなく…
「かっこよすぎる」「俳優おる」三笘&谷口ら日本代表のスーツ姿にファン興奮!「1人だけオーラが違う」
「日本ははるかにレベルが高い」横浜のA・ロペスが日中韓の3リーグを比較!「中国は技術もコンタクトもない。韓国は...」
「森保さんが注意しないと」闘莉王が日本代表ベテランの“行為”に苦言 「すごく気になっている」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ