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“ペルーの三笘”や“FWヒル三兄弟”が注目! 森保ジャパンが迎え撃つ「エルサルバドル&ペルー」の実力はいかほどか

カテゴリ:日本代表

石川聡

2023年06月12日

エルサルバドル監督は30年前にも日本と対戦

ペルー代表の歴代最多得点記録を持つゲレーロ(手前)。39歳とは思えない躍動感が売りだ。(C)Getty Images

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 日本代表の6月シリーズが幕を開ける。キリンチャレンジカップ2023として行なわれる2試合で、6月15日(木)に愛知県の豊田スタジアムでエルサルバドルと、同20日(火)に大阪府のパナソニックスタジアム吹田でペルーと、それぞれ対戦する。日本代表の森保一監督は、開催発表に際して「ともに中南米の実力ある2チーム。いずれの試合も接戦になるかと思う」とのコメントを発している。

 まずは北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に加盟するエルサルバドル。4月6日発表の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは75位で、ワールドカップ出場は1970年メキシコ大会と1982年スペイン大会の2度。いずれもグループステージ3戦全敗でインパクトを残せず。カタール大会は最終予選に駒を進めたものの、8チーム中7位で出場権獲得には、はるかに及ばなかった。

 日本とは唯一、4年前のキリンチャレンジカップ2019で戦い、FW永井謙佑に2点を奪われて0-2の敗戦。シュート数では1対15と圧倒された。これは久保建英が交代出場で日本代表デビューを果たした一戦でもあった。

 こうした力関係から、強豪相手にはどうしても受け身にならざるを得ない。押し込まれて、機を見てのカウンターアタックに活路を求めることになる。カタール大会最終予選も14試合で8得点に終わるなど、決定力が悩みの種だ。ただ、チームとしてキープ力はあり、前述の日本戦はボール支配率で51.1%とわずかに上回っていた。
 
 今回の来日予定メンバーで注目されるのはクリスティアン、ブライアン、マイエルのヒル三兄弟。コロンビア生まれで、兄弟3人で代表入りするというのも異例だが、いずれもFWというのも珍しい。MFジョシュア・ペレスは、ウーゴ・ペレス監督の甥という関係。FWケビン・レジェスはテクニックのあるサイドアタッカーだ。MFハイロ・エンリケスはパワフルなドリブル突破から果敢にミドルシュートを狙う。

 ペレス監督はエルサルバドル出身ながら、アメリカ代表で1994年のワールドカップにも出場した。30年前のキリンカップサッカー1993で来日し、日本代表を相手に鮮やかな先制シュートを決めている(試合は日本が3-1で勝利)。2021年4月に就任以降、国外でエルサルバドルに縁のある選手も積極的に加えてチーム強化を図っている。
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