アンジェ・ポステコグルーを新監督に招聘したトッテナムは、日本人選手の獲得が注目を集めている。

　横浜F・マリノスの前指揮官は、セルティック時代に古橋亨梧や旗手怜央、前田大然らを次々に獲得してヒットさせたのは周知の通りだ。ブライトンとの争奪戦に敗れたとはいえ、三笘薫を獲得しようとしていた事実も明かしている。

　そんななか、英メディア『THE BOOT ROOM』は６月７日、トッテナムの日本人補強に関する記事を掲載。「ポステコグルーは、過小評価されているリーグに関する幅広い知識を活用してセルティックの未知の宝石を発掘し、キョウゴ・フルハシ、リエル・アバダ、レオ・ハタテなどの新たなスターを輩出したことで名声を博した」と伝えた。

　同メディアは「スターはそこにいる」と綴り、「トッテナムのようなクラブが、Jリーグのような小さなリーグで買い物をするという考えを鼻であしらうのは簡単だが、その前に自問してほしい。スパーズはカオル・ミトマを連れて行かないのか？」と続けている。

「ほんの数年前までミトマはJリーグでプレーしていたが、今ではプレミアリーグで最も危険なウインガーの一人となった」
 

　記事は「日本サッカーは冗談ではない。前回のワールドカップで代表チームがドイツとスペインを破ったのには理由がある。この国にはチャンスを待っている才能ある選手が大勢いる」と主張し、こう締め括っている。

「ポステコグルーがトッテナムでいくつかの宝石を選んだとしても、ショックを受けないでください」

　取り沙汰されている古橋など日本人選手のスパーズ行きは実現するのか。今後の動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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