目的は「教育と実践の場」を創り出すこと
2023年5月15日、「2023J リーグシャレン!アウォーズ」(全60クラブのホームタウン、社会連携活動の中から特に社会に幅広く共有したい活動を表彰)で、モンテディオ山形の「高校生マーケティング探求」がクラブ選考賞を受賞した。
高校生マーケティング探求とは、山形県置賜総合支庁の協力の下、高校生38名を集めて探究教室『ESTEM』と協働し、約2か月のプログラムを実行した活動を指す。地方ならではの課題「教育と実践の場」を創り出すことを目的とした本プロジェクトでは、最初の1か月でマーケティングの基礎知識を学び、続く2か月目は企画立案を実施。最終プレゼンは1泊2日の合宿形式で行なわれ、そこで採用された企画が試合のイベントやプロモーションとして実現された。
高校生マーケティング探求とは、山形県置賜総合支庁の協力の下、高校生38名を集めて探究教室『ESTEM』と協働し、約2か月のプログラムを実行した活動を指す。地方ならではの課題「教育と実践の場」を創り出すことを目的とした本プロジェクトでは、最初の1か月でマーケティングの基礎知識を学び、続く2か月目は企画立案を実施。最終プレゼンは1泊2日の合宿形式で行なわれ、そこで採用された企画が試合のイベントやプロモーションとして実現された。
Jリーグが発表した選考コメントは以下の通り。
「地方クラブにとって、若者の流出は深刻な問題であり、そういった課題に地域の学生を巻き込んで取り組んだことは非常に素晴らしい。実際には目標を達成できなかったとのことだが、多くの学生が自分たちのアイディアを出し合い、それを実施する場を提供したということは非常に重要なことだった。
ビジネスとしてうまくいかない、ということを学ぶ場になったことも意味があると同時に、この機会が将来的にスポーツビジネスに関わりたいと思う若者の創出にもつながったのではないかと思う。また単発の企画ではあるものの、長いスパン(2か月)をかけて取り組んできたことも、クラブがしっかりと向き合ってきた証拠だと感じた。他クラブが参考にする点があるという意味でも、受賞にふさわしい。」
構成●サッカーダイジェスト編集部
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「地方クラブにとって、若者の流出は深刻な問題であり、そういった課題に地域の学生を巻き込んで取り組んだことは非常に素晴らしい。実際には目標を達成できなかったとのことだが、多くの学生が自分たちのアイディアを出し合い、それを実施する場を提供したということは非常に重要なことだった。
ビジネスとしてうまくいかない、ということを学ぶ場になったことも意味があると同時に、この機会が将来的にスポーツビジネスに関わりたいと思う若者の創出にもつながったのではないかと思う。また単発の企画ではあるものの、長いスパン(2か月)をかけて取り組んできたことも、クラブがしっかりと向き合ってきた証拠だと感じた。他クラブが参考にする点があるという意味でも、受賞にふさわしい。」
構成●サッカーダイジェスト編集部
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