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平畠啓史チョイス“至極の11人”|2人分、3人分の仕事量をこなす米本拓司。汰木康也はあらゆるプレーの凄みが増した印象だ【J1月間ベストイレブン4月】

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2023年05月07日

森下のスプリントは半端ない

平畠氏がセレクトした4月のJ1月間ベストイレブン。MVPは名古屋の米本だ。(C)SOCCER DIGEST

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 芸能界屈指のサッカー通で、J1からJ3まで幅広く試合を観戦。Jリーグウォッチャーとしておなじみの平畠啓史氏がセレクトする「J1月間ベストイレブン」。4月の栄えある11人はどんな顔ぶれになったか。MVPには、攻守の両局面で絶大な存在感を放った名古屋のボランチを選出した。

――◆――◆――

 5月に入ってJリーグはゴールデンウィークで連戦。そんななか、浦和がACL制覇! 浦和に関わるすべての皆様、優勝おめでとうございます。

 それでは4月のベストイレブンです。

 GKは広島の大迫敬介。広島は4月、4勝1敗で勝点トップ。5試合で3失点とチームを最後方から支えた。第10節、C大阪戦ではJリーグでもトップレベルのGKキム・ジンヒョンと大迫のパフォーマンスがゲームを引き締めた。ピッチでも一番離れた距離にいる選手同士が、まるで刺激しあうように好パフォーマンスを披露。良質なキーパーの存在がゲームの充実度を高めてくれることを実感することになった。
 
 ディフェンスの中央に浦和のアレクサンダー・ショルツ。第8節、札幌戦のゴールにショルツの良さが詰まっていた。見事なボールカット。そのままドリブルで運べるのも持ち味。そして、最後は攻撃センスも見せてゴールまで決めた。マリウス・ホイブラーテンとのコンビも充実。浦和の戦いに安定感をもたらしている。便宜上、スリーバックの形にしているが、今回はショルツ一人に守ってもらう形になっている。

 3バックの右に名古屋の森下龍矢。スプリントの距離が半端ない。走ってもボールが出てこないこともあるはずだが、それでもスプリントを繰り返し、そのスプリントが試合終了まで続けられる。4月は2ゴール・2アシストと数字も残した。

 3バックの左には、ディフェンダーではないがベストイレブンに入れたいので、ここに入ってもらうことにした神戸の汰木康也。得意のドリブルはもちろん、あらゆるプレーの凄みが増した印象。3ゴール・1アシストと結果も出している。局面を個で打開できるのは魅力で、今シーズンはさらに数字を残しそうだ。
 
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