「本当にいい選手なんだよ」
レアル・ソシエダのホームタウン、スペイン北部のバスク地方にあるサン・セバスティアンで現地のファンから久保建英に対する評価を訊いた。
もちろん日本人記者が質問したということもあるが、ネガティブな声は全くなく、予想を上回る活躍を見せているサムライ戦士のパフォーマンスに皆が満足している様子が伝わってきた。
そこで、少し意地悪な質問してみた。「タケが出ることで、オジャルサバルが出られなくなっても大丈夫ですか?」と。
ソシエダの10番を背負い、キャプテンも務めるスペイン代表FWのミケル・オジャルサバルは、下部組織からラ・レアルに在籍するチームの顔だ。だが、昨シーズン途中に負った怪我で、今シーズンの序盤戦を棒に振り、いわば代役となった久保が活躍。とくに、4-3-1―2を採用する際には、アレクサンダー・セルロトを含めた3人で2トップを争うことになる。
もちろん日本人記者が質問したということもあるが、ネガティブな声は全くなく、予想を上回る活躍を見せているサムライ戦士のパフォーマンスに皆が満足している様子が伝わってきた。
そこで、少し意地悪な質問してみた。「タケが出ることで、オジャルサバルが出られなくなっても大丈夫ですか?」と。
ソシエダの10番を背負い、キャプテンも務めるスペイン代表FWのミケル・オジャルサバルは、下部組織からラ・レアルに在籍するチームの顔だ。だが、昨シーズン途中に負った怪我で、今シーズンの序盤戦を棒に振り、いわば代役となった久保が活躍。とくに、4-3-1―2を採用する際には、アレクサンダー・セルロトを含めた3人で2トップを争うことになる。
瞼にソシエダのカラーのピアスを埋め込んだ陽気な中年男性は、こう答えた。
「聞いてくれ。オジャルサバルは本当にいい選手なんだよ。でも、怪我から復帰してまだ万全じゃない。今ならタケのほうがいい。タケは調子がいいからね」
20代の若者3人組のひとりは、「調子がいいほうを使えばいいと思う。オジャルサバルがベンチになっても仕方ないよ。いまはタケのほうが好調だ」と至極真っ当な意見を述べた。
ソシエダのファン歴53年という53歳の男性は、「その質問自体がナンセンス」とぴしゃり。「2人同時に使えばいいじゃないか。オジャルサバルは9番もできるし、タケと2トップを組める。セルロト? 彼もいいが、タケとオジャルサバルのほうがベターだ」と持論を語った。
イマノル・アルグアシル監督も、4-3-3にして久保、オジャルサバル、セルロトを同時起用させる形を試すなど、久保とオジャルサバルの共存の仕方を探っているようだ。今後も2人の起用法に注目が集まる。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【動画】古巣マドリーから決勝弾→最初は躊躇するもゴールセレブレーションを決める久保
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「聞いてくれ。オジャルサバルは本当にいい選手なんだよ。でも、怪我から復帰してまだ万全じゃない。今ならタケのほうがいい。タケは調子がいいからね」
20代の若者3人組のひとりは、「調子がいいほうを使えばいいと思う。オジャルサバルがベンチになっても仕方ないよ。いまはタケのほうが好調だ」と至極真っ当な意見を述べた。
ソシエダのファン歴53年という53歳の男性は、「その質問自体がナンセンス」とぴしゃり。「2人同時に使えばいいじゃないか。オジャルサバルは9番もできるし、タケと2トップを組める。セルロト? 彼もいいが、タケとオジャルサバルのほうがベターだ」と持論を語った。
イマノル・アルグアシル監督も、4-3-3にして久保、オジャルサバル、セルロトを同時起用させる形を試すなど、久保とオジャルサバルの共存の仕方を探っているようだ。今後も2人の起用法に注目が集まる。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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