プレミアリーグのリーズの選手たちが、ファンに謝罪した。

　今季、調子の上がらないリーズは、２月にジェシー・マーシュ監督を解任。しかし、新指揮官のハビ・グラシア就任後も好転せず、直近のリーグ戦５試合未勝利で17位に沈んでいる。

　また、前節のボーンマス戦では１－４で大敗。その試合前の選手たちの行動が批判を浴びている。

　リーズの選手たちがホテルから試合会場へ向かう際に、出待ちをするファンを無視。選手たちに手を振る子供に対しても、見向きもせずに通過している。この動画がSNS上で拡散され、批判が殺到した。
 

　その後、現地時間５月１日にクラブが公式サイトで「選手たちからのメッセージ」として謝罪した。

「リーズ・ユナイテッドのファーストチームとして、昨日の試合とその後のソーシャルメディアの投稿について、ファンの皆さんに伝えたいと思います。

　まず第一に、パフォーマンスは十分なものではありませんでした。それ以外の見方はなく、今後ピッチ上で示していくしかありません。

　また、我々も同じように気になるのは、ホテルを出るところを撮影された動画です。リーズのキットを着ている子供が見過ごされていることに、言葉では言い表せないほど申し訳なく思います。

　我々はアクティベーションウォークの前後に写真撮影やサインに応じ、ファンとの交流を図るとともに、試合会場への出発時間を厳守しています。しかし、ファンを認識しないことの言い訳はできませんし、リーズのキットを着ているファンの両親が、名乗りを上げてくだされば、ありがたく思います」

　そして、最後には残留争いに対して「私たちは、この戦いが終わったとは思っていませんし、今シーズン、最後のボールが蹴られるまでは、戦い続けます。応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます」と意気込みを述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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