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ドイツで早くも二桁越え! ボルシアMG福田師王の現在地。勝ち取った仲間からの信頼「フクダにボールを集めろ!」

カテゴリ:海外日本人

松尾祐希

2023年05月02日

肉体改造に取り組み、体重は3キロ増

ドイツで研鑽を積む福田。神村学園で培った動き出しの良さや空中戦の強さは十分に通用している。写真:松尾祐希

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 神村学園で高校No.1ストライカーと称された福田師王。若干19歳の点取り屋は今年1月から、日本代表のDF板倉滉が所属するボルシアMGに加わった。

 U-23チームでトレーニングを積みながら、U-19チームで公式戦のピッチに立っている。7戦5発。リーグ戦で早くも量産体制に入っているようだ。カップ戦を含めれば、ゴール数はすでに二桁を越えている。

 午前中はドイツ語を学び、午後からはクラブの練習に参加。基本は寮、学校、練習場を行き来する生活で、サッカーに没頭できる環境でレベルアップを図っている。

「まだ観光にも行く暇なんてない」

 この言葉からも、24時間をデザインしながら、日々を過ごしていることが分かる。努力の積み重ねはすでに表われており、体重は3キロ増。「ぬかるんでる芝や、フィジカルの強い相手に対応するために見直した」。肉体改造に取り組み、欧州で戦うための準備は着々と進んでいる。

 しかし、それだけでいきなりゴールを重ねられるわけではない。U-19カテゴリーの結果である点は考慮すべきだが、なぜ福田は好スタートを切れたのだろうか。最大の理由は、仲間からの信頼を勝ち取れた点だ。
 
 海外に渡ると、ボールが回ってこないケースが往々にしてある。選手の特徴が分からない。ボールを渡しても、求めているプレーができるのか。ゴールを決めてくれるのか。

 そして、何よりレギュラー争いが絡んでおり、簡単にライバルに結果を残されたら困るという感情から、味方同士で削り合いになる場合もある。しかし、福田にはボールが回ってくるのだ。いかにして、信頼を勝ち取ったのだろうか。

 話は、初めてボルシアMGのトレーニングに参加した時に遡る。福田が当時を振り返る。

「練習会に行った時は、ボールが全然来なかった。露骨にボールが来ないし、みんなアピールをしたいから自己中心的なプレーが多い。でも、ゴールを決めれば、信用されてボールが出てくる。今まで以上に得点にこだわらないといけないと感じた」

 昨年9月に初めてボルシアMGのトレーニングに参加した際、自分の良さは周りに把握されていない状況だった。まるでボールが回ってこず、難しい環境に置かれていた。しかし、動き出しの良さで持ち味をアピール。何度もボールを呼び込み、ゴールという結果で周りに認められた。そうした積み重ねがあったからこそ、渡独後もスムーズにチームの輪に入れたのだ。
 
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