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湘南加入内定のDF髙橋直也。本職は中盤も関西大では“嫌がっていた”CBで奮闘、目ざすプレーはバルサのデ・ヨング

カテゴリ:大学

森田将義

2023年04月25日

湘南ではボランチ、アンカーで起用か

来シーズンから湘南に加入する髙橋。写真:森田将義

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 今年2月に来季からの湘南ベルマーレ加入内定が発表された関西大DF髙橋直也(4年)の魅力は、攻撃性能の高さにある。

 大学ではCBとしてプレーしているが、とにかく上手い。落ち着いたビルドアップで攻撃のスイッチを入れつつ、相手の寄せが甘ければ最終ラインからスルスルと持ち上がっていく。技術の高さは元々のポジションと本人の思考に由来する。

 高校でガンバ大阪ユースに入ってから、チーム事情によってボランチから最終ラインにコンバートされたが、中盤でのプレーを望んでいたため、「サッカーが嫌になりそうな時期もあった」。だが、当時の指導者に「センターバックでも運んでゴールまで行けば良い」、「ボールをとられなかったら、誰も文句を言わない」とアドバイスをされ、教えて貰ったのがバルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングだ。髙橋と同じく本職はボランチながらも、CBとしてもプレーする機会も多いオランダ代表のプレーを目ざして、慣れないポジションでも奮闘を続けてきた。
 
 ユースを卒業する際も、「センターバックは嫌です。大学でも無理です」ときっぱり言い張っていたが、指導者が彼を最終ラインで使いたくなる理由は分かる。

 プレーは非常にクレバーで危ない場面を察知し、事前にいち早く消せるし、最後のゴール前では身体を投げ出してシュートも防げる。嫌がっていたポジションではあるが、自陣からボールを繋いでいく関西大のサッカーだとボールに触る回数も多く、髙橋の良さを発揮しやすい。大学でも学年が上がるごとに試合での存在感を増していき、Jリーグのスカウトから注目を集める選手となっていった。

 今年に入ってからは湘南のキャンプに参加。ボランチ、アンカーなど中盤での起用が想定されているのは、本人にとって嬉しい限りだ。

「攻撃には自信を持っているので、湘南でも余裕を持って周りを動かして、パスが出せた。課題はゲーム通してのプレー強度とスピード感。あとは守備での球際の強さや、寄せる距離でも課題を感じました。ただ、高校時代と比べたら守備でもガツガツ行けるようになってきました」
 
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