スタイルにこだわりすぎていないか?
Jリーグは4月15日、J1第8節の9試合を各地で開催。味の素スタジアムではFC東京対セレッソ大阪が行なわれ、2-1でC大阪が勝利した。
【PHOTO】FC東京の出場15選手&監督の採点・寸評。渡邊が撃ち抜いた一撃はスペクタクル。アダイウトンは信じられないようなミスを繰り返した
先手を取ったのはC大阪。スコアレスで迎えた59分、山中亮輔のFKに奥埜博亮がダイレクトで合わせてネットを揺らす。
ビハインドのFC東京は68分、中村帆高のお膳立てから渡邊凌磨が鮮やかなボレーシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。
そして勝負を決するゴールが生まれたのは84分。C大阪は上門知樹のクロスから奥埜が正確なシュートを流し込み、勝ち越しに成功。試合はそのままタイムアップとなった。
【PHOTO】FC東京の出場15選手&監督の採点・寸評。渡邊が撃ち抜いた一撃はスペクタクル。アダイウトンは信じられないようなミスを繰り返した
先手を取ったのはC大阪。スコアレスで迎えた59分、山中亮輔のFKに奥埜博亮がダイレクトで合わせてネットを揺らす。
ビハインドのFC東京は68分、中村帆高のお膳立てから渡邊凌磨が鮮やかなボレーシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。
そして勝負を決するゴールが生まれたのは84分。C大阪は上門知樹のクロスから奥埜が正確なシュートを流し込み、勝ち越しに成功。試合はそのままタイムアップとなった。
▼FC東京のチーム採点「5」
前節の湘南戦以上に縦への意識が強く、ボールを繋げた感もある。しかし、前半の決定機は松木玖生のミドル(41分)のみで、シュートに持ち込むシーン自体が少なかった。両サイドバックの中村と徳元悠平が仕掛けや崩しの局面で上手く絡めていない印象で、どこか閉塞感が漂っていた。
ダイレクトプレーが増えた後半は前半よりもアグレッシブなサッカーに映ったが、それでも流れるような崩しは少なかった。中村のパスから渡邊がボレーで叩き込んだゴールは美しかったとはいえ、結果はホームで敗戦。これでリーグ戦では4試合白星がなく、チームは負のスパイラルにハマりつつある。
【動画】これぞゴラッソ! 渡邊凌磨のスーパーボレー
もっとも、個々のパフォーマンスはそこまで悪くない。気になるのは、ポゼッションを追求する意識が高いせいか、チームとしてスタイル(とにかくボールを大事にする)にこだわりすぎているように感じる点だ。
この日のマン・オブ・ザ・マッチは、2ゴールを決めてFC東京を奈落の底に突き落とした奥埜だ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】雨の味スタで選手たちに声援を送り続けたFC東京サポーター!
【厳選ショット】奥埜博亮がダイレクトシュートで2得点!渡邊凌磨はスーパーゴラッソ!!|J1第8節 FC東京1-2C大阪
前節の湘南戦以上に縦への意識が強く、ボールを繋げた感もある。しかし、前半の決定機は松木玖生のミドル(41分)のみで、シュートに持ち込むシーン自体が少なかった。両サイドバックの中村と徳元悠平が仕掛けや崩しの局面で上手く絡めていない印象で、どこか閉塞感が漂っていた。
ダイレクトプレーが増えた後半は前半よりもアグレッシブなサッカーに映ったが、それでも流れるような崩しは少なかった。中村のパスから渡邊がボレーで叩き込んだゴールは美しかったとはいえ、結果はホームで敗戦。これでリーグ戦では4試合白星がなく、チームは負のスパイラルにハマりつつある。
【動画】これぞゴラッソ! 渡邊凌磨のスーパーボレー
もっとも、個々のパフォーマンスはそこまで悪くない。気になるのは、ポゼッションを追求する意識が高いせいか、チームとしてスタイル(とにかくボールを大事にする)にこだわりすぎているように感じる点だ。
この日のマン・オブ・ザ・マッチは、2ゴールを決めてFC東京を奈落の底に突き落とした奥埜だ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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