• トップ
  • ニュース一覧
  • 川崎DF車屋紳太郎が退場した“イエロー2枚”は妥当か? 家本元審判員は「アドバンテージを適用していれば、1枚目は注意に下がった」

川崎DF車屋紳太郎が退場した“イエロー2枚”は妥当か? 家本元審判員は「アドバンテージを適用していれば、1枚目は注意に下がった」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年04月11日

「2枚目は勇気を持って止めるのが適切な判断」

G大阪戦で2枚のイエローをもらい、退場となった川崎の車屋。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 Jリーグは4月9日、J1第7節のG大阪対川崎(2-0)を開催。この試合で、川崎の車屋紳太郎が二度の警告で退場となった事象がDAZNの配信番組『Jリーグ ジャッジリプレイ』で取り上げられ、ゲスト出演した元国際審判員の家本政明氏が見解を述べた。

 問題となっているジャッジは2つで、まずは52分のシーンだ。右サイドを駆け上がったG大阪の半田陸を車屋がファウルで止めたところで主審がホイッスル。車屋にイエローカードを提示した。

 続いて60分、車屋が石毛秀樹をタックルで倒すも、アドバンテージが適用され、G大阪のチャンスに。結局、最後は杉山直宏のパスが繋がらず、GKにキャッチされたところで主審がプレーを止め、車屋にイエローカードを提示。車屋は退場となった。

 果たして、この判定は妥当だったのか。家本氏は52分のシーンについて、「警告の理由はSPA(スパ/相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止すること)」であると説明。続けて、以下のように持論を述べた。
 
「ただし、競技規則には『SPAによる反則にアドバンテージが適用された場合はイエローカードの対象ではなくなる』とも書かれている。G大阪の選手の反応を見ても、十分プレーできるように感じたので、主審はSPAがあったという認識はいいとしても、試合を止める意思決定は待つことができたのかなと思う。アドバンテージを適用していれば、SPAは成立しないので、1枚目のイエローカードは注意に下がったという話になります」

 また二度目の警告については、車屋のファウルは「SPAよりかは、無謀なチャレンジなのでイエローカードは確定」と見解。そのうえでこう述べた。

「残念ながら1枚目は懲戒罰が消えなかった。そうなった時、競技規則には、『明らかな得点の機会を除き、著しく不正なプレー、乱暴な行為、または2つ目の警告となる反則を含む状況でアドバンテージを適用するべきではない』と明確に書かれてます」

 2枚目のイエローカードは、明らかな得点機会でない限り、アドバンテージを適用するべきではないとし、「2枚目は勇気を持って止めてイエローカードを出して、レッドカードというのが適切な判断だったと思います」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ジャッジは妥当? 川崎DF車屋が退場となった52分と60分のファウルシーンをチェック!

【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ”美女チアリーダー”を一挙紹介!
 
【関連記事】
「こんなん泣くしかないやん」今季初勝利で男泣き…G大阪GK谷晃生の試合後の様子にファンも感涙!「最高な動画」
「レフェリーには判断できないことがある」町田対秋田の“ノーゴール判定”に家本政明が見解。元日本代表FWは「人の目で判断する限界」
「反則レベルで可愛すぎる」なでしこ岩渕真奈が披露した“黒スポブラ姿”が反響!「ボクサーと勘違いするほどスリム!」
「『こいつ、ウザっ!』と思っていましたが…」安田理大が選ぶJリーグ歴代最強イレブン。「グラディエーターみたいに戦う」
「いらない。やめてくれ!」闘莉王が森保監督にモノ申す!コロンビア戦の後半を激辛評価「一番活躍している選手を、その場所から外すな」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ