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【採点寸評|FC東京】組織力で“完敗”の印象。相手の圧力に苦しんだ原因は…[J1第7節 FC東京2-2湘南]

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年04月09日

流れるような攻撃は数える程度

【警告】FC東京=なし 湘南=永木(28分)、舘(53分)、杉岡(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ヤクブ・スウォビィク(FC東京)

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 Jリーグは4月9日、J1第7節のFC東京対湘南ベルマーレを開催。2-2のドローで決着した。
【PHOTO】FC東京の出場15選手&監督の採点・寸評。好セーブ連発のスウォビィクがMOM。俵積田は先発起用に応えられず…
 FC東京は30分、松木玖生のシュートのこぼれ球をゴール前で拾った仲川輝人が右足で決めて先制する。しかし湘南も反撃。54分に左CKの流れから、中野嘉大が放ったシュートを杉岡大暉が右足に当ててコースを変えると、これがゴール右に吸い込まれ、同点に追いつく。

 さらにその5分後には、タリクの今季初ゴールでアウェーチームが1点をリードするも、65分にエンリケ・トレヴィザンのヘディング弾でFC東京が同点とし、このまま試合終了。勝点1を分け合った。
 
▼FC東京のチーム採点「5」
 流れるような攻撃は数える程度で、前半は湘南の圧力に苦しむ時間帯がかなりあった。立ち上がりからそうなった原因はおそらく、左ウイングの俵積田晃太がドリブルで存在感を示せなかった点、アンカーの東慶悟がさらに低いポジションで守備に追われた点にあるだろう。

 後半も湘南のスムーズなアタックに手を焼いた。実際、54分、59分とゴールを許した場面では後手に回っている。最終的にH・トレヴィザンのヘッド弾で2−2と追いついたものの、終盤はアダイウトンの個人技頼みの傾向が強く、組織力で湘南に“完敗”した印象だ。

 マン・オブ・ザ・マッチがGKヤクブ・スウォビィクという事実が、ある意味この日のFC東京の出来を物語る。負けなくて御の字というゲームだった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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