４月８日に開催されたプレミアリーグの第30節で、三笘薫が所属する６位のブライトンが４ポイント差で５位のトッテナムと敵地で対戦。１－２で手痛い黒星を喫した。

　注目されたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンと三笘の日韓対決は、対照的な結果に終わった。

　前者は10分に圧巻のミドルシュートを叩き込み、プレミアリーグ通算100ゴールを達成。一方、後者はその７分後に見事な抜け出しからネットを揺らすも、VAR判定でトラップの際にハンドがあったとして、得点は幻となる。さらに79分にハリー・ケインに決められた決勝ゴールは、三笘のパスがカットされたところから浴びたカウンターだった。

　韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「ミニ日韓戦でソン・フンミンは祖父に捧げる100ゴール。ミトマは屈辱の最低評価」と報道。韓国代表エースの活躍を「“ソン・フンミンゾーン”から決めた歴史的な今シーズン７点目だった。彼は最近天国に逝った祖父に100点目の栄光を捧げた」と伝えた。

「昨シーズンにはアジアの選手で初めてプレミア得点王（23ゴール）になった。100点目もアジア選手で初だった。ソン・フンミンは史上34人目の100ゴール突破選手として歴史に残った。 特別な意味だ。 世界最高のリーグで100ゴールを記録し、ワールドクラスのアタッカーであるとを証明したのだ」

【動画】ソン・フンミンが決めた圧巻のプレミア100点目

　三笘との対決については、「現地でも二人の衝突が話題だった。試合前の中継カメラはソン・フンミンに続いてミトマを映して関心を見せた。ミトマは今シーズンにプレミアリーグに加わった後、ブライトンの看板選手として浮上するほど大きな反響を起こしている」としつつ、「ソン・フンミンは水の流れを戻し、差を証明した」と意気揚々。こう続けている。

「ソン・フンミンとミトマは評価も明暗が分かれた。『Whoscored.com』はソン・フンミンに7.2点を与えた一方、ミトマは両チーム最低の6.0点だった」

“ミニ日韓戦”は韓国の大エースに軍配が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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