シーズン3度目の完封勝利で首位に再浮上!

フォーメーション&布陣 (C) SOCCER DIGEST

ハットトリックを決め、シーズンの得点数を二桁(10ゴール)に乗せたマハレズ。ヴァーディーへのマークが厳しくなるなかで、空いたスペースを見逃さなかった。 (C) Getty Images
12月5日(日本時間12月6日)、プレミアリーグ15節が行なわれ、岡崎慎司の所属するレスターはアウェーでスウォンジーと対戦し、3-0で快勝した。
前節のマンチェスター・U戦は引き分けだったものの、ヴァーディーのプレミアリーグ記録となる11試合連続ゴールの活躍などもあり、首位決戦でも堂々とプレーしたレスター。迎えた今節は、2トップにウジョアとヴァーディーを起用する4-4-2の布陣で臨み、2試合連続スタメンが期待された岡崎はベンチスタートとなった。
リーグ4戦未勝利と低調なスウォンジーと7戦無敗のレスターという好対照な両者による対決は、立ち上がりの5分、左からのCKをニアサイドでマハレズが合わせ、アウェーチームが幸先良く先制点を奪った。
先制したことで楽になったレスターはそれ以降、11人が自陣に引いてブロックを形成。カウンターからチャンスを窺い、22分にその狙いが的中する。
ハーフウェーラインから持ち出したカンテからのロブパスを、相手最終ラインの背後で抜け出したマハレズが受け、ペナルティーエリア内に侵入し、左足でこの日2点目を決めのだ。
その後も相手にボールを持たせることで体力の消耗を抑え、常に隙を窺い続けたレスターは、スウォンジーにチャンスすら与えない試合巧者ぶりを発揮し、2点をリードして前半を折り返した。
後半、レフティーのモンテーロを投入し、アユーを左から右に移し変えたことで、前線に流動性が出始めたスウォンジー。46分にはクロスバーに嫌われたものの、FKからキ・ソンヨンが頭で合わせるなどチャンスを創出し、追い上げに向けて勢いが見られ始めた。
一方、相手の素早いプレスにより押し込まれ、我慢の時間が続いたレスターだったが、67分に一瞬の隙を突き追加点を奪う。
ボールをバイタルエリアまで運んだカンテからパスを受けたヴァーディーが、ターンしながら右サイドから走り込んできたマハレズへ。これを受けたアルジェリア人MFは冷静にネットへ突き刺し、ハットトリックを決めた。
最後まで集中を切らさずにスウォンジーを封殺したレスター。ヴァーディーに記録更新となるゴールは生まれなかったものの、3-0で今シーズン3度目の完封勝利を手にした。また、マンチェスター・Cがストークに敗れたため、単独首位に浮上している。
次節のチェルシー戦以降、エバートン、リバプール、マンチェスター・Cと、年内はビックマッチが続くレスター。12月も好スタートを切ったチームが、果たしてどこまでこの調子を維持し、優勝戦線を盛り上げ続けられるかが楽しみだ。
そして、岡崎がメガクラブとの連戦で存在感を示し、ウジョアとのポジション争いを制して定位置を確保できるのかも注目される。
前節のマンチェスター・U戦は引き分けだったものの、ヴァーディーのプレミアリーグ記録となる11試合連続ゴールの活躍などもあり、首位決戦でも堂々とプレーしたレスター。迎えた今節は、2トップにウジョアとヴァーディーを起用する4-4-2の布陣で臨み、2試合連続スタメンが期待された岡崎はベンチスタートとなった。
リーグ4戦未勝利と低調なスウォンジーと7戦無敗のレスターという好対照な両者による対決は、立ち上がりの5分、左からのCKをニアサイドでマハレズが合わせ、アウェーチームが幸先良く先制点を奪った。
先制したことで楽になったレスターはそれ以降、11人が自陣に引いてブロックを形成。カウンターからチャンスを窺い、22分にその狙いが的中する。
ハーフウェーラインから持ち出したカンテからのロブパスを、相手最終ラインの背後で抜け出したマハレズが受け、ペナルティーエリア内に侵入し、左足でこの日2点目を決めのだ。
その後も相手にボールを持たせることで体力の消耗を抑え、常に隙を窺い続けたレスターは、スウォンジーにチャンスすら与えない試合巧者ぶりを発揮し、2点をリードして前半を折り返した。
後半、レフティーのモンテーロを投入し、アユーを左から右に移し変えたことで、前線に流動性が出始めたスウォンジー。46分にはクロスバーに嫌われたものの、FKからキ・ソンヨンが頭で合わせるなどチャンスを創出し、追い上げに向けて勢いが見られ始めた。
一方、相手の素早いプレスにより押し込まれ、我慢の時間が続いたレスターだったが、67分に一瞬の隙を突き追加点を奪う。
ボールをバイタルエリアまで運んだカンテからパスを受けたヴァーディーが、ターンしながら右サイドから走り込んできたマハレズへ。これを受けたアルジェリア人MFは冷静にネットへ突き刺し、ハットトリックを決めた。
最後まで集中を切らさずにスウォンジーを封殺したレスター。ヴァーディーに記録更新となるゴールは生まれなかったものの、3-0で今シーズン3度目の完封勝利を手にした。また、マンチェスター・Cがストークに敗れたため、単独首位に浮上している。
次節のチェルシー戦以降、エバートン、リバプール、マンチェスター・Cと、年内はビックマッチが続くレスター。12月も好スタートを切ったチームが、果たしてどこまでこの調子を維持し、優勝戦線を盛り上げ続けられるかが楽しみだ。
そして、岡崎がメガクラブとの連戦で存在感を示し、ウジョアとのポジション争いを制して定位置を確保できるのかも注目される。

厳しいマークに苦しんだヴァーディー。惜しくも1931-32シーズンにシェフィールドのジミー・ダンが決めた12試合連続ゴールのイングランド記録を破ることはできなかったが、マハレズのゴールをお膳立てするなど攻撃の基点としての役割は全うした。 (C) Getty Images