現地時間４月２日に開催されたプレミアリーグの第29節で、３位のマンチェスター・ユナイテッドは、３ポイント差で５位のニューカッスルと敵地で対戦。チャンピオンズリーグ出場権を争うライバルとの勝点差を一気に突き放したいところだったが、なすすべなく０－２で完敗を喫した結果、３位の座を譲り４位に後退した。

　クラブ公式サイトによれば、左サイドバックでフル出場したルーク・ショーが、試合後にインタビューに対応。「相手の決意や情熱に敵わなかった」と語ったエリク・テン・ハーフ監督と、同じ意見を述べた。

「ニューカッスルがクオリティで勝ったとは思わない。彼らは情熱、欲望、そして姿勢で勝ったのだと思う。彼らは明らかに僕らより高いモチベーションを持っていた。マンチェスター・ユナイテッドとして、こんな結果は受け入れられない。

　もし僕らが情熱とハングリー精神を持っていなければ、苦しむ。それはピッチ上でも明らかだった。インターナショナルブレイクの前からずっとそうだったけれど、レベルが落ちている。今日はそれがはっきり分かった」
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　在籍９年を数える27歳は、選手たちだけで緊急ミーティングを行なった事実も明かすと、今後に向けてはこう決意を示した。

「最終的にはピッチ上の選手次第だからスタッフ抜きで、僕たち選手で話し合った。十分な出来ではなかったので、話さなければならなかった。お互いの前で発言しないとね。僕らはチームだ。ピッチに出たら、全員が互いのために戦い、互いのために存在する必要がある。今シーズンは、時々そうなっていないように感じる。問題を挙げて、すぐに改善しないと。素晴らしいシーズンになる可能性があるのだから」

　すでにリーグカップを制したユナイテッドは、FAカップとヨーロッパリーグもそれぞれ準決勝、準々決勝まで勝ち進んでおり、３冠達成への期待が懸かる。ショーの言葉通り、「素晴らしいシーズン」とできるか。そのためには来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得も欠かせない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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