「代表でもある程度やれるんじゃないかという感覚を持てた」
湘南ベルマーレは4月1日、J1リーグ6節でガンバ大阪と対戦した。
前半の立ち上がりに主導権を握ったのはG大阪だった。4-3-3の両ウイングに入って食野亮太郎とファン・アラーノが攻撃の起点となり、相手のプレスの無効化に成功。実際、7分には鈴木武蔵の、13分には山本の決定機が生まれるも、前者はGKの好セーブに、後者はポストに阻まれた。
その後、湘南が流れを押し返す。21分に町野修斗が相手の一瞬の隙を突いて先制点をマークすると、十八番のハイプレスとカウンターが機能。ボールを奪った瞬間に多くの人数が相手ゴール方向にスプリントをかける、圧力のある攻撃で38分に再び町野がゴールを奪い、2点差とする。
2点を先行されたアウェーチームは両SBをより高い位置に上げ、ウイングを内側に配置。本来はより攻撃に迫力が出る形のはずだが、SBを絡めた攻撃は湘南のプレスの餌食になりやすい。ボールを持っても敵陣に侵入できない時間帯が続いた。
ホームチームはG大阪が前に出てきた背後を狙うかのごとく、40分、42分と立て続けに得点。しかもその2ゴールを決めたのは、またもや町野だった。前半だけでの計4ゴールはリーグ史上初の記録となった。
後半はG大阪がボールを支配する時間を増やして1点を返すも、逆転には至らず。4-1で試合を終えた。
前半の立ち上がりに主導権を握ったのはG大阪だった。4-3-3の両ウイングに入って食野亮太郎とファン・アラーノが攻撃の起点となり、相手のプレスの無効化に成功。実際、7分には鈴木武蔵の、13分には山本の決定機が生まれるも、前者はGKの好セーブに、後者はポストに阻まれた。
その後、湘南が流れを押し返す。21分に町野修斗が相手の一瞬の隙を突いて先制点をマークすると、十八番のハイプレスとカウンターが機能。ボールを奪った瞬間に多くの人数が相手ゴール方向にスプリントをかける、圧力のある攻撃で38分に再び町野がゴールを奪い、2点差とする。
2点を先行されたアウェーチームは両SBをより高い位置に上げ、ウイングを内側に配置。本来はより攻撃に迫力が出る形のはずだが、SBを絡めた攻撃は湘南のプレスの餌食になりやすい。ボールを持っても敵陣に侵入できない時間帯が続いた。
ホームチームはG大阪が前に出てきた背後を狙うかのごとく、40分、42分と立て続けに得点。しかもその2ゴールを決めたのは、またもや町野だった。前半だけでの計4ゴールはリーグ史上初の記録となった。
後半はG大阪がボールを支配する時間を増やして1点を返すも、逆転には至らず。4-1で試合を終えた。
今節のマン・オブ・ザ・マッチは言わずもがな町野だろう。代表帰りのエースストライカーは「コロンビア戦がナイターだったこともあり時間がなく、調整に苦労した」としつつも、出色の出来を見せた。
Jリーグ史に残る記録を打ち立てた一戦について、町野はこう振り返った。
「4つのゴールについてはかなりラッキーな部分もありましたが、嬉しいです。おーちゃん(大橋祐紀)が開幕戦でハットトリックをしたので、僕もしたいと思っていました。早めに達成できて良かったですし、J1で初の記録と言うことで、歴史に名を残せたのもポジティブです」
町野が日本代表に初招集されたのは2022年7月のE-1選手権。そこから22年9月のキリンチャレンジカップ(アメリカ戦、エクアドル戦)、11月~のカタール・ワールドカップ(追加招集)、そして23年3月のキリンチャレンジカップ(ウルグアイ戦、コロンビア戦)とコンスタントに選ばれている。そして、代表から湘南に帰ってきた後の試合では、いつも成長した姿を見せている印象だ。
実際、今回の代表活動でも新たに得たものがあったという。
「去年のアメリカ戦よりも起点になる回数が多く、ゴールに直結するプレーも出せました。代表でもある程度やれるんじゃないかという感覚を持てたので、それを自信に変えたいです」
カタールW杯では出場0と、悔しさを胸に帰国した町野。その経験を糧に成長し、国際舞台で戦える自信を掴んだようだ。
「まだまだシーズンは長いですし、次取れなかったら勢いも途絶えてしまうので、思い切ってやり続けたいです」
J1得点王を掲げて臨んでいるシーズン。今節の4発を皮切りに、ゴール量産なるか。23歳と伸び盛りの点取り屋から目を離せない。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
【動画】驚愕の決定力!町野修斗の歴史的“4発”をプレイバック!
Jリーグ史に残る記録を打ち立てた一戦について、町野はこう振り返った。
「4つのゴールについてはかなりラッキーな部分もありましたが、嬉しいです。おーちゃん(大橋祐紀)が開幕戦でハットトリックをしたので、僕もしたいと思っていました。早めに達成できて良かったですし、J1で初の記録と言うことで、歴史に名を残せたのもポジティブです」
町野が日本代表に初招集されたのは2022年7月のE-1選手権。そこから22年9月のキリンチャレンジカップ(アメリカ戦、エクアドル戦)、11月~のカタール・ワールドカップ(追加招集)、そして23年3月のキリンチャレンジカップ(ウルグアイ戦、コロンビア戦)とコンスタントに選ばれている。そして、代表から湘南に帰ってきた後の試合では、いつも成長した姿を見せている印象だ。
実際、今回の代表活動でも新たに得たものがあったという。
「去年のアメリカ戦よりも起点になる回数が多く、ゴールに直結するプレーも出せました。代表でもある程度やれるんじゃないかという感覚を持てたので、それを自信に変えたいです」
カタールW杯では出場0と、悔しさを胸に帰国した町野。その経験を糧に成長し、国際舞台で戦える自信を掴んだようだ。
「まだまだシーズンは長いですし、次取れなかったら勢いも途絶えてしまうので、思い切ってやり続けたいです」
J1得点王を掲げて臨んでいるシーズン。今節の4発を皮切りに、ゴール量産なるか。23歳と伸び盛りの点取り屋から目を離せない。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
【動画】驚愕の決定力!町野修斗の歴史的“4発”をプレイバック!