元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。親善試合でコロンビア代表に１－２と敗れた日本代表の町野修斗（湘南ベルマーレ）と西村拓真（横浜F・マリノス）について語った。

　闘莉王氏はコロンビア戦の出場メンバーを、10点満点方式で採点。１トップで先発した町野は「５点」と高くなかったものの、数少ないボールに触る機会ではボールキープができていて「計算できる」「技術が少しずつ良くなっている」と評価した。

　３分の三笘薫の先制弾をアシストした守田英正にパスを出して先制点の基点となったプレーは、「タメができたところが、非常に良かった」と振り返る。ポストプレーがしっかりできるため、「足下を使えるのが、他のフォワードよりも使える」と称えた。

　トップ下で出場した西村も同じく「５点」。「俺をちょっと驚かしてくれる」と切り出して、気持ちの強さで走り回るタイプと考えていたが、「ちゃんと考えてプレーしている」と評した。周囲をよく見ている選手で、「注目して、さらに見ていきたい」と期待を込めた。
 

　ただ、技術的な課題も提示。シュートを放った際にトラップミスがあったため、「技術は、まだちょっと上手くないと思う」と指摘。それでも、「良い所に必ずいる。これもサッカーセンスなのかな」と能力を高く買っていた。

　そのうえで、町野はウルグアイ戦で「浅野（拓磨）の（１トップでスタメンだった）ウルグアイ戦より全然良かった」と主張。三笘や鎌田大地、板倉滉の名を挙げて「海外組で差をつけられる選手もいる」としながら、Jリーガーも「プレーさせれば結果を出してくれるはず」と印象を語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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