最後の30分間、遠藤と宇佐美の存在感が薄れた。それが結果にも影響した。
12月2日、広島とG大阪によるJリーグチャンピオンシップ決勝の第1戦が行なわれ、3-2で広島が勝利した白熱の一戦を、私はスタジアムで見ることができた。
火曜日の午前5時に私の自宅があるベックナム(ロンドン南東部の街)を飛び出してから、大阪まで合計39時間の移動――。
実を言うと、私のフットボール観戦歴のなかでも、こんなに長い移動時間を要した試合は経験したことがなかった。最近、私が行ったクリスタル・パレス対サンダーランドは車でたったの30分だった。
そんな大変な思いをしてまでも、前々から良い選手だと聞いていたG大阪の宇佐美を生で見てみたかったし、その価値があると思った。
連係プレーからの崩しは素晴らしく、そしてなにより宇佐美がボールを持つたびにG大阪のファンがざわついていたのが私には印象深かった。
そして、個人的に驚きだったのは遠藤だ。他の若いプレーヤーに混じってプレーし、キャプテンとしてチームをまとめる彼の姿には感銘を受けた。
しかし、両選手が白熱した好ゲームの最後の30分間において存在感が気薄になってしまったのは残念だった。そしてそれが結果として試合にも影響していたように思う。
さて、今シーズンから2シーズン制となり、優勝プレーオフも導入されたJリーグの新フォーマット。その仕組みについてファンを中心に論争が巻き起こったことは、私も知っている。
イングランドで、この形式に近いものはチャンピオンシップ(ENG2部)の昇格プレーオフだろう。Jリーグのプレーオフと同様にイングランドでも当然、テレビで放映され、話題となる。
火曜日の午前5時に私の自宅があるベックナム(ロンドン南東部の街)を飛び出してから、大阪まで合計39時間の移動――。
実を言うと、私のフットボール観戦歴のなかでも、こんなに長い移動時間を要した試合は経験したことがなかった。最近、私が行ったクリスタル・パレス対サンダーランドは車でたったの30分だった。
そんな大変な思いをしてまでも、前々から良い選手だと聞いていたG大阪の宇佐美を生で見てみたかったし、その価値があると思った。
連係プレーからの崩しは素晴らしく、そしてなにより宇佐美がボールを持つたびにG大阪のファンがざわついていたのが私には印象深かった。
そして、個人的に驚きだったのは遠藤だ。他の若いプレーヤーに混じってプレーし、キャプテンとしてチームをまとめる彼の姿には感銘を受けた。
しかし、両選手が白熱した好ゲームの最後の30分間において存在感が気薄になってしまったのは残念だった。そしてそれが結果として試合にも影響していたように思う。
さて、今シーズンから2シーズン制となり、優勝プレーオフも導入されたJリーグの新フォーマット。その仕組みについてファンを中心に論争が巻き起こったことは、私も知っている。
イングランドで、この形式に近いものはチャンピオンシップ(ENG2部)の昇格プレーオフだろう。Jリーグのプレーオフと同様にイングランドでも当然、テレビで放映され、話題となる。