ブライトンの三笘薫は、公式戦ここ７試合で５ゴールと爆発。イングランドでも小さくない注目を集めている。

　2021年の夏にブライトンと契約した日本代表MFは、労働許可証の問題もあり、昨シーズンはベルギーのユニオン・サン＝ジロワーズにレンタル。昇格組ながらレギュラーシーズンを１位（最終順位は２位）と快進撃を続けたチームで、欧州の水に慣れた。

　満を持してブライトンの一員となった今季は、シーズン序盤こそスーパーサブとしての起用だったものの、グレアム・ポッターからロベルト・ゼ・ゼルビへの政権交代を追い風に出場時間が増加。とりわけカタール・ワールドカップは不動の左サイドハーフとして、手がつけられない活躍を見せている。
 

　その25歳はそもそも、なぜ初の海外挑戦の場にブライトンを選んだのか。『ABEMA』で配信中の新番組「MITOMA～頂点を目指す者～」の中でその理由を明かした。

　インタビュアーを務めた元日本代表DFの内田篤人氏が「そもそもなぜブライトン？いいチームだというのは理解して入ったんですか？」と尋ねると、今を時めくアタッカーはこう回答している。

「最初にオファーをくれたチームがブライトンで、そんなに多くは見ていませんでしたけど、ポゼッションを重視するサッカーなのは知っていましたし、興味を持ってくれた最初のクラブというのも熱意を感じたので、決めました」

　加入後の印象については「プレミアリーグのチームだなという規模感を感じますし、サポーターの熱さも感じます。サッカーのレベルも、そんなに多いスカッドがいるわけじゃないですけど、全員、守備の選手も技術が高いし、身体能力に頼らないサッカーをしていて、すごく合っている」と語っている。

　スカウティングに定評があるブライトンによって発掘されたドリブラーは、本当にいいチームと巡り合えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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