【ユベントス対ミラン展望】いずれも右サイドの崩しの核がキーマンに

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年11月21日

ミランで注目はボナベントゥーラの起用法だ。

ユベントス対ミランの予想布陣。(C)サッカーダイジェストWEB

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 現地時間11月21日(日本時間22日4時45分キックオフ)、セリエA13節でユベントス対ミランのビッグカードが開催される。
 
 ホームのユーベは6節までに3敗を喫すなど開幕直後は絶不調だったが、10月以降は4勝1分け1敗と結果が出ている。
 
 ただ、攻撃は確固たる軸の不在もあっていまだ試行錯誤の最中。ミラン戦は4-3-3の採用が有力で、前線は右からクアドラード、ディバラ(マンジュキッチ)、モラタという並びになるか。エルナネスをトップ下に入れる4-3-1-2という選択肢もなくはない。代表戦で負傷したブッフォンとリヒトシュタイナーはなんとか間に合いそうだ。
 
 一方のミランは、ここ5試合は3勝2分けの無敗。しかし、試合よってはもちろん、時間帯によってチームの機能性に大きな波がある。
 
 ユーベ戦はここ2か月の基本布陣である4-3-3が濃厚。ひとつの鍵はボナベントゥーラの起用法で、従来通り左ウイングに置くか、それとも故障中のベルトラッチに代わってインサイドハーフに置くか。後者の際はニアングが左翼に入るが、やや攻守のバランスが不安。本田は8試合連続のベンチスタートが濃厚だ。
 
 ユーベのケディラ、マルキージオ、ポグバで組む3センターハーフは、ミランのそれをあらゆる面で凌駕する。この中盤で主導権を握り、好調クアドラードの右サイドからの突破に活路を見出そうとするだろう。
 
 ミランにとっても、崩しの核は右サイド。チェルチが得意のドリブルで敵陣を崩さない限り、ロッソネーロの攻撃は突端に停滞する。エブラ(もしくはA・サンドロ)とのマッチアップに注目だ。

クアドラード(左)とチェルチ(右)はいずれもドリブル突破が武器。対面する左SBとのマッチアップは、ビッグマッチの大きな見所のひとつだ。(C)Getty Images

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