SNS上でとある動画が世界中に拡散中だ。登場しているのはほかでもない、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペである。
【動画】エムバペがマルティネスの“お下劣股間パフォ”をパロディ！

　ツイッター上に出回っているのは、パリSGのクラブハウスから出てきたエムパペのジェスチャーだ。手にした赤いトロフィーをなんと股間に押し当て、“あの”パフォーマンスを模倣したのである。ほんの一瞬だったが、チームメイトに向かって恥ずかしそうに笑いながら披露した。

　もちろんこれは、カタール・ワールドカップ決勝後にアルゼンチン代表GKのエミリアーノ・マルティネス（アストン・ビラ）が繰り出した下品な振る舞いをマネたものだ。表彰セレモニーの最中、大会の最優秀ＧＫ賞を受賞したマルティネスは何を思ったか、手の形をしたゴールデン・グラブのトロフィーを股間に押し当てるポーズ。「フランスのサポーターがずっと俺にブーイングしていたからさ」と、その理由を説明した。

　マルティネスの愚行は止まらない。その後に歓喜するロッカールームで撮影された動画で「１分間の黙とう……死亡したエムバペのために」と侮辱的なアクションを公開すれば、アルゼンチンに帰国してからの凱旋パレードでも、エムバペの顔を貼りつけた人形を持ち込んで大はしゃぎし、フランス代表のエースをコケにした。
 

　当のエムバペは「大した問題じゃないし気にもしていない。そんな下らないことにエネルギーを使いたくないしね」と意に介していなかったが、あれから１か月、マルティネスを小バカにする今回の“模倣パフォーマンス”をどう受け取ればいいだろうか。

　ちなみに英メディア『Sport Bible』によると、エムバペが手にしていた赤いトロフィーは、リーグアンの月間MVPに与えられるものだったようだ。これはこれで、物議を醸しそうである。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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