コノプリャンカ、ヤルモレンコがホームチームを勝利に導いた。
現地時間11月14 日、EURO2016予選プレーオフの第1戦が行なわれ、ウクライナがホームでスロベニアを2-0で下した。
開始直後から、ともに高い位置でプレッシャーをかけ合うが、そのなかでもウクライナは何度か相手ゴールに迫る。起点となったのは左サイド。前線のコノプリャンカとSBシェフチュクの絡みから、良質のクロスを供給していった。
そして23分、ウクライナはコノプリャンカが入れたクロスをスロベニアのGKハンダノビッチがクリア。このボールを拾ったヤルモレンコがシュートフェイントから鮮やかな切り返しでDF3人を置き去りにし、右足でゴールネットを揺らした。
コノプリャンカ、ヤルモレンコの前線両サイドは足技に優れるだけでなく、視野の広さと判断力も文句なしで、以降も幾つもチャンスを生み出していった。
一方、出来るだけ無失点の時間を伸ばして相手にプレッシャーをかけるという思惑が早々に崩れてしまったアウェーのスロベニアだったが、相手DFの裏を突く動きが目立ったFWノヴァコヴィッチにボールを合わせる攻撃で、何度か得点機は得られた。
26分には左サイドからのセンタリングをノヴァコヴィッチが頭で落とし、イリチッチがボレーで狙うも、シュートはクロスバーを越える。また28分には、ビルサのパスをゴール前で受けたノヴァコヴィッチがこれを足元に収められず、チャンスをフイにした。
後半は開始とともにスロベニアがより攻勢に打って出る。50分にはクルティッチがドリブルからフィニッシュまで持ち込んだ。一方の守備では、相手をしっかりマークして攻撃のかたちを作らせない。
しかし54分、ウクライナはヤルモレンコがペナルティエリア手前でボールを持つと、SBフェデツキが良いタイミングで前線に走り込み、スルーパスを受けて中央へグラウンダーのクロスを入れる。これを待ち受けたセレズニョフが難なく押し込んで、貴重な追加点を奪った。
その後はアウェーゴールが欲しいスロベニアがボールを持つ時間が長くなったが、ゴール前での単調な攻撃はウクライナDF陣にはね返され、時折チャンスを得てもうまくボールをコントロールできず、なかなかシュートを放つことができずに終わった。
一方のウクライナは2点目を奪ってからは無理をしなくなったが、時折見せるカウンターは効果的であり、スロベニアとは違って多くの惜しいシュートを放った。ハンダノビッチの好セーブがなければ、点差はさらに広がっていただろう。
ウクライナはホームで完封勝利。今プレーオフでは初めて、内容で押したホームチームが先制点を奪い、勝利という結果を残した。
欲しかったものをほぼ全て手に入れたウクライナに対し、ホームで大逆転を期するスロベニア。運命の第2戦は3日後、11月17日に行なわれる。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。
開始直後から、ともに高い位置でプレッシャーをかけ合うが、そのなかでもウクライナは何度か相手ゴールに迫る。起点となったのは左サイド。前線のコノプリャンカとSBシェフチュクの絡みから、良質のクロスを供給していった。
そして23分、ウクライナはコノプリャンカが入れたクロスをスロベニアのGKハンダノビッチがクリア。このボールを拾ったヤルモレンコがシュートフェイントから鮮やかな切り返しでDF3人を置き去りにし、右足でゴールネットを揺らした。
コノプリャンカ、ヤルモレンコの前線両サイドは足技に優れるだけでなく、視野の広さと判断力も文句なしで、以降も幾つもチャンスを生み出していった。
一方、出来るだけ無失点の時間を伸ばして相手にプレッシャーをかけるという思惑が早々に崩れてしまったアウェーのスロベニアだったが、相手DFの裏を突く動きが目立ったFWノヴァコヴィッチにボールを合わせる攻撃で、何度か得点機は得られた。
26分には左サイドからのセンタリングをノヴァコヴィッチが頭で落とし、イリチッチがボレーで狙うも、シュートはクロスバーを越える。また28分には、ビルサのパスをゴール前で受けたノヴァコヴィッチがこれを足元に収められず、チャンスをフイにした。
後半は開始とともにスロベニアがより攻勢に打って出る。50分にはクルティッチがドリブルからフィニッシュまで持ち込んだ。一方の守備では、相手をしっかりマークして攻撃のかたちを作らせない。
しかし54分、ウクライナはヤルモレンコがペナルティエリア手前でボールを持つと、SBフェデツキが良いタイミングで前線に走り込み、スルーパスを受けて中央へグラウンダーのクロスを入れる。これを待ち受けたセレズニョフが難なく押し込んで、貴重な追加点を奪った。
その後はアウェーゴールが欲しいスロベニアがボールを持つ時間が長くなったが、ゴール前での単調な攻撃はウクライナDF陣にはね返され、時折チャンスを得てもうまくボールをコントロールできず、なかなかシュートを放つことができずに終わった。
一方のウクライナは2点目を奪ってからは無理をしなくなったが、時折見せるカウンターは効果的であり、スロベニアとは違って多くの惜しいシュートを放った。ハンダノビッチの好セーブがなければ、点差はさらに広がっていただろう。
ウクライナはホームで完封勝利。今プレーオフでは初めて、内容で押したホームチームが先制点を奪い、勝利という結果を残した。
欲しかったものをほぼ全て手に入れたウクライナに対し、ホームで大逆転を期するスロベニア。運命の第2戦は3日後、11月17日に行なわれる。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。