ドリブルにかける情熱、そして飽くなき探究心は、ミケル・アルテタ監督に好まれるという。

　アーセナルは冬のマーケットでウクライナ代表MFのミハイロ・ムドリクを狙っていた。だが、同選手はロンドンのライバルであるチェルシーに移籍することが決定。ターゲットを失ったアルテタ監督のチームが狙う候補のひとりとして、ブライトンの三笘薫の名前も挙がっている。

　ワールドカップでもインパクトを残し、ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任してから好調の三笘は、大学時代にドリブルに関する卒業論文を書いたことが知られている。この話が英国にも伝わると、『football.london』は１月18日、向上心のある三笘はアーセナルに適しているとの見解を示した。

「ミトマはアーセナルの優勝に役立てる理由をすでにアルテタ監督に証明した」と題した記事で、「アルテタはインテリジェンスと集中力のある選手を好む。さらなる仕事をこなすことを望み、チームのために自分が向上しようという情熱を持つ選手の典型だ。ミトマは最初からそれを示してきた」と報じている。
 

　さらに、football.londonは「ブライトンは安く買って高く売る傾向にあるが、彼の株価がさらに上がる前に早々に獲得する最善の機会かもしれない」と続けた。

「価格は高いかもしれないが、アーセナルがムドリクにどれだけ投資しようとしていたか、そしてベン・ホワイト移籍からの（ブライトンとの）良好な関係を考えれば、何かが起きる余地がある」

　ブライトンのチームメイトたちも認めるスピードや１対１の強さは、プレミアリーグという世界最高峰の舞台で輝きを増しつつある。三笘が冨安健洋のチームメイトとなる可能性はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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