両チームは今大会、同じグループFに入り、初戦で一度対戦している。その試合では互いに大きな見せ場は作れず、スコアレスドローに終わった。初戦ということで慎重になっていた部分が多く、今度は違う試合展開になることが予想される。
クロアチアの強みは、粘り強い戦いぶりだ。グループリーグのベルギー戦では、失点すれば敗退が決まるという状況の中、相手の猛攻をことごとく跳ね返し続け、勝点1をもぎ取った。決勝トーナメントでもラウンド16の日本戦、準々決勝のブラジル戦ともに先制を許しながらも追いつき、PK戦の末に勝利を掴み取っている。
キャプテンのルカ・モドリッチはもちろん、今大会で大きく名を揚げた20歳のCBヨシュコ・グバルディオル、日本戦で同点のヘディングシュートを決めたイバン・ペリシッチなど、各ポジションにワールドクラスのタレントを擁している。