20番の選手が危ないところをひとりで守っているような存在感
日本代表は、カタール・ワールドカップのラウンド16でクロアチア代表と対戦し、1-1で突入したPK戦の末に敗れました。
日本は前半を無失点で抑え、先制点も取れて、後半の交代選手もプラン通りに進んだと思います。
前半は、かなりクロアチアが支配する展開が続きましたが、徐々にボールを奪えるようになって、即時奪回ができるようになった。そこから生まれたセットプレーからゴールが生まれました。今まで見せてこなかったデザインされたやり方で、自分たちで策を練って得点を奪ったのは良かったですね。
ミドルシュートを狙う場面もあって、クロスは相手DFが強くて大きいなかで、GKとの間に低くて速いボールを入れるなど、攻め方の工夫はすごく感じられました。
PK戦では、先行で先に点を取れば相手にもプレッシャーがかかるなかで、最初にそれができなかったのは大きな点だったと思いますが、見ている限り、相手のGKも上手くて、当たっていました。選手たちも悪くないコースに蹴っていましたが、それを反応してキッチリ止めるのはさすがだなと思います。
日本がしっかりと準備して、狙い通りに戦えた一方で、クロアチアの良さもよく分かりました。
後半に投入された三笘薫選手のドリブルをはじめ、日本の良さを消す。クロアチアはクロアチアでしっかりと日本対策をしていると感じました。
また、20番のグバルディオル選手が強烈でしたね。強さもあるし、スピードもある。彼が危ないところをひとりで守っているような存在感があった。日本の交代カードの浅野拓磨選手の良さを消していました。前線で起点を作らせてもらえなかったのは、後半に追加点が奪えなかったひとつの理由だと思います。
日本は前半を無失点で抑え、先制点も取れて、後半の交代選手もプラン通りに進んだと思います。
前半は、かなりクロアチアが支配する展開が続きましたが、徐々にボールを奪えるようになって、即時奪回ができるようになった。そこから生まれたセットプレーからゴールが生まれました。今まで見せてこなかったデザインされたやり方で、自分たちで策を練って得点を奪ったのは良かったですね。
ミドルシュートを狙う場面もあって、クロスは相手DFが強くて大きいなかで、GKとの間に低くて速いボールを入れるなど、攻め方の工夫はすごく感じられました。
PK戦では、先行で先に点を取れば相手にもプレッシャーがかかるなかで、最初にそれができなかったのは大きな点だったと思いますが、見ている限り、相手のGKも上手くて、当たっていました。選手たちも悪くないコースに蹴っていましたが、それを反応してキッチリ止めるのはさすがだなと思います。
日本がしっかりと準備して、狙い通りに戦えた一方で、クロアチアの良さもよく分かりました。
後半に投入された三笘薫選手のドリブルをはじめ、日本の良さを消す。クロアチアはクロアチアでしっかりと日本対策をしていると感じました。
また、20番のグバルディオル選手が強烈でしたね。強さもあるし、スピードもある。彼が危ないところをひとりで守っているような存在感があった。日本の交代カードの浅野拓磨選手の良さを消していました。前線で起点を作らせてもらえなかったのは、後半に追加点が奪えなかったひとつの理由だと思います。
日本としては、ああいう選手を今後どう突破していくのか。やはり、ストライカーの必要性を感じました。
日本のFWは、前線からの守備は非常に良い形でできていたと思います。しかし、そのなかでもどうやって得点を奪うのか。もちろんチーム力はすごく大事で、今大会で日本の団結力やハードワークができるところは改めて評価されるべき部分だと思いますが、その後にどうやって個で突破できるかが、より高みを目ざすうえでは必要ではないでしょうか。
例えば、今大会で三笘選手があれだけ通用していたのも大きな収穫ですし、多くの選手たちも通用していた部分があったと思います。そのうえで、よりスペシャリティを発揮して、試合を決め切る個の力が欲しいですね。グバルディオル選手のような個が相手に与えるダメージは大きいですから。
やはりクロアチアは勝負強かったですね。前回大会でも延長戦をくりかえしての準優勝。豊富な経験を持っていて、そこに強烈な若手が加わる。そうやって歴史を作ってきていると感じます。試合巧者というか、日本が攻めているようで、攻め切れていない。日本がクロアチアに本当にダメージを与えるような攻撃ができたかと言うと、それほど数は多くなかったのではないでしょうか。
さらに、延長に入ってモドリッチ選手やコバチッチ選手、ペリシッチ選手などを交代しました。PK戦も考えるなかで、経験豊富な中心選手を交代するのはなかなかの決断です。これまでもトーナメントを勝ち上がってきた経験や歴史を感じました。
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日本のFWは、前線からの守備は非常に良い形でできていたと思います。しかし、そのなかでもどうやって得点を奪うのか。もちろんチーム力はすごく大事で、今大会で日本の団結力やハードワークができるところは改めて評価されるべき部分だと思いますが、その後にどうやって個で突破できるかが、より高みを目ざすうえでは必要ではないでしょうか。
例えば、今大会で三笘選手があれだけ通用していたのも大きな収穫ですし、多くの選手たちも通用していた部分があったと思います。そのうえで、よりスペシャリティを発揮して、試合を決め切る個の力が欲しいですね。グバルディオル選手のような個が相手に与えるダメージは大きいですから。
やはりクロアチアは勝負強かったですね。前回大会でも延長戦をくりかえしての準優勝。豊富な経験を持っていて、そこに強烈な若手が加わる。そうやって歴史を作ってきていると感じます。試合巧者というか、日本が攻めているようで、攻め切れていない。日本がクロアチアに本当にダメージを与えるような攻撃ができたかと言うと、それほど数は多くなかったのではないでしょうか。
さらに、延長に入ってモドリッチ選手やコバチッチ選手、ペリシッチ選手などを交代しました。PK戦も考えるなかで、経験豊富な中心選手を交代するのはなかなかの決断です。これまでもトーナメントを勝ち上がってきた経験や歴史を感じました。
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