欧州のビッグクラブが注目するパルメイラスの“神童”エンドリッキが、自身の将来について語った。
11月16日、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が公開したインタビューの中でエンドリッキは、将来は分からないとしながらも次のように答えた。
「すでに英語の勉強を始めています。2~4年後にはチャンピオンズリーグ(CL)でプレーしたいと思っています。僕はすべてのクラブにオープンであり、僕と家族にとって最高の提案を待っている状況です」
2006年生まれのエンドリッキは、10月25日のアトレチコ・パラナエンセ戦(ブラジル全国選手権)に途中出場すると、16歳3か月と4日でプロ初得点を含む2ゴールをゲット。クラブ最年少得点記録を106年ぶりに更新した。
今月2日のフォルタレーザ戦でもゴールを奪い、4年ぶり11回目のリーグ制覇に貢献している。
16歳にして契約解除金は約84億円
この16歳に対しては、レアル・マドリー、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、チェルシーなどが獲得に興味を示している。とくに積極的なのがR・マドリーで、近日中にエンドリッキとその家族をクラブ施設に招待するといった報道もある。
エンドリッキは、16歳の誕生日(7月21日)にプロ契約を結んだばかり。25年までの3年契約で、6000万ユーロ(約84億円)の契約解除金が設定されているようだ。
パルメイラスはパリSGの4500万ユーロ(約63億円)のオファーを拒否しており、信憑性は高い。
「夢はヨーロッパでプレーすることですが、いまはパルメイラスに集中しています」と話すエンドリッキ。今後の動向に注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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