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【現地発】「最高36度」とやはり灼熱のカタール。消耗戦必至でW杯は森保監督の交代策が肝になる

カテゴリ:日本代表

白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

2022年11月09日

朝6時の時点ですでに28度

ドーハ市内のメトロ駅はW杯のフラッグがはためく。写真:サッカーダイジェスト

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「暑っ」
 
 ハマド国際空港から屋外に出た瞬間、思わずそう呟いてしまった。
 
 カタール・ワールドカップ取材でドーハ入りしたのが現地時間11月9日。時間はまだ朝6時頃だというのに、気温はすでに28度だった。
 
 さらに昼11時の段階で34度まで上昇。予報では最高で36度まで上がるという。湿度こそ16パーセントと日本と比較すればそれほどではないが、道端を歩くと直射日光の強さを感じるし、砂漠から流れてきたと思われる砂で視界も悪く息苦しい。バスを待つ市民も日陰に隠れていた。「まさに中東」という趣だ。
 
 灼熱の中東では環境的に通常通りの夏開催が難しく、今大会はワールドカップ史上初となる“冬開催”。11月20日の開幕時点ではもう少し過ごしやすくなっているはずだが、それでもこの暑さは無視できない。
 
 今大会のキックオフ時間は13時、16時、18時、19時、22時の5種類。スタジアムは冷房が効いているという触れ込みだが効果のほどは不明で、とくに13時と16時にキックオフする試合は厳しい環境になるかもしれない。
 
 日本代表の試合は、11月23日のドイツ戦が16時、27日のコスタリカ戦が13時、12月1日のスペイン戦が22時のキックオフ。ドイツ戦とコスタリカ戦はとりわけ消耗戦になりそうで、森保一監督は早い時間帯での交代策をプランに入れておくべきだろう。
 
 4年前のロシア大会は開催地が広範囲に広がっていたため、取材をしていても半袖1枚の日と長袖2枚の日があるほど寒暖差が激しかった。それはそれでコンディション調整が難しかったはずだが、基本はドーハでの一局開催となる今大会は暑さとの戦いが、各国の成否を左右する重要なファクターとなるのは間違いない。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)
 
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