現地時間10月12日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第４節で、守田英正が所属するスポルティング（ポルトガル）とマルセイユ（フランス）が激突。アウェーの後者が、２人の退場者を出した相手に２－０で快勝を収めた。

　多くのイエローカードが飛び交う荒れ気味の戦いとなったが、キックオフ前には、ほっこりする場面があった。場内にお馴染みのCLアンセムが流れた時だ。

　カメラが左から右へ、守田らスポルティングの先発11人を、一緒にピッチへ入場した子どもと共に捉えるなか、右端にいた少年は自分が映るや、両手を胸に当て瞑目。そう、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドが、９日のエバートン戦（２－１）での得点後に披露したあのポーズを、完全コピーしたのだ。

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　C・ロナウドの母国で、それも古巣の一戦で繰り出された“インスパイア”は、たちまち話題に。英メディア『BT Sport』が公式ツイッターで「クリスティアーノ・ロナウドの影響力は凄まじい！」と映像を公開すると、興奮のコメントが続々と寄せられた。
 

「まさに桁違いの影響力」
「この映像は私を優しさで満たしてくれる」
「誰よりもアンセム楽しんでるやん」
「彼は確実にチャンスをモノにした」
「本家を超えた」
「クリスティアーノはこれを見て学ぶべき」
「この子の10年後に注目だ」
「顔もロナウドに似ているな」

　なお、ユナイテッドは公式サイトで、「ロナウドのセレブレーションはチームメイトとの自虐的なジョークであり、エリク・テン・ハーフ監督のスカッドの選手たちの強い絆を強調するものだ」と、解説している。

「クリスティアーノは自分自身をケアし、常に最高のコンディションを保つことで有名だ。そのためには、トレーニングピッチやジムで何時間もハードワークをしなければならない。また、適切なタイミングで休息を取り、回復を助けるために十分な睡眠も重要だ。以前は１日に何度も昼寝をしていると報じられた。

　エバートンでのセレブレーションは、チームと一緒に移動する際に寝る時の姿勢にちなんだものだった。彼から学ぼうとするチームメイトたちが、これに気付かないわけはないだろう」

　CR７と言えば、両手を大きく広げて「Sii（シー）！」と叫ぶセレブレーションで有名だが、今後“睡眠ポーズ”は再び見られるのだろうか。それともクラブ通算700ゴールを記念した１度きりのものなのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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