ブライトン（イングランド）の三笘薫が、クラブ公式インタビューに対応。一部の発言が掲載されたホームページに続き、10月13日にはYouTubeで質問に答える様子が映像で公開された。

　25歳の日本代表MFは、昨夏の東京五輪後に川崎フロンターレからブライトンに加入。ビザの関係で、昨シーズンはレンタル移籍先のユニオン・サン＝ジロワーズ（ベルギー）で戦い、今夏にプレミアリーグに活躍の場を移している。

　その世界最高峰のリーグで、三笘は今のところ、いずれも途中出場ではあるものの、自慢のドリブルで存在感を発揮。ジョーカーのような役割で、好調のチームに貢献している。

　ただ、当の本人は自身の最大の武器以外でも、アピールを続ける心づもりだ。

「今のところドリブルが得意だと思われていると思うので、色々な対戦相手をどんどん抜いてチャンスを作っていきたいし、チャンスを作るところ（でもアピールしたい）。スルーパスや、シュートも苦手ではないので、そこをどんどん出していって、チームのスコアに関するところを、もっともっと出せればなと思っている」
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　現在プレミアリーグでプレーしている日本人選手は、三笘のほかにアーセナルの冨安健洋のみ。一種の先駆者としても強い野心を抱いている。

「自分の目標としてはプレミアリーグでしっかりと試合に出続けることと、日本人はそんなに多くないので、そういった選手にとって希望となるようなプレーヤーになりたい。毎試合がすごく楽しいので、そういったところで色んな方に勇気を与えられるプレーができたら」

　インタビューの最後にはファンへの感謝も伝えた。本拠地アメリカン・エクスプレス・コミュニティで送られる声援は、大きな力になっているようだ。

「アメックスのスタジアムはすごく温かい雰囲気。僕自身は日本もそうだし、ベルギーもファンがすごく温かいチームに恵まれているなと思っているので、すごくそこはありがたい。同時に良いプレーにはすごく拍手をくれるし、悪いプレーにはしっかりとそういったところの反応があるので、プレミアリーグだなと実感している。サポーターの声援が僕たちの力になっているとすごく感じる」

　日本が誇るアタッカーはあらゆる面で磨きをかけ、世界で一握りの存在となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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