【日本代表】歴代3位の47得点を挙げる岡崎は、「躊躇せずに仕掛ける」プレーで新境地を開けるか

カテゴリ:日本代表

五十嵐創(サッカーダイジェストWEB)

2015年10月10日

引いて守りを固める相手にも、同じような仕掛けができれば…。

CFで自身のプレーを模索し続ける岡崎。今は前を向いた仕掛けをテーマに掲げている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 10月8日のシリア戦で先制点につながるPKを獲得し、香川のクロスに合わせてチームの2点目を決めた岡崎は、「反省点のほうが多かったけど、仕事をできたのはFWとしてやっぱり大事。チームの決定的チャンスを、PKを取って、2点目も決めたのは次につながるかなと思います」と自身のプレーを総括した。
 
 これまで2次予選で戦った相手とは異なり、シリアは積極的にプレスをかけ、最終ラインを押し上げてきた。そのため裏にスペースが生まれる場面が多く、岡崎は「相手がガツガツ守備をしてきたので、前半から(裏のスペースを)狙っていた」という。
 
 1点目につながるPK獲得は、その狙い通りの形で「僕が下がったところでなにもできないと思ったし、むしろ駆け引きで相手が来ているなら、味方が持った時に裏を狙えば絶対に一発で行けるなとは思っていた」。ニアで合わせたチームの2点目も、「よりゴール前で力を発揮する」という自身のコンセプトを見事に表現していた。
 
 プレミアリーグで7試合ゴールなしと当たりが止まっていた岡崎は、それでも徐々に空気に慣れ、「前を向いた時にいかに勝負できるかを考えている。PKを取った場面も、ああいうところで躊躇せずに仕掛けるのをプレミアの中でしていかないといけない」というテーマを掲げている。そうしたプレーを代表で表現できたのは、収穫だったと言えるだろう。
 
 次のテーマは、「勝負」のプレーをコンスタントに披露できるかどうかだ。スペースを与えてくれる相手に「躊躇せずに仕掛け」られるのは、ある意味で当然。シンガポールやカンボジアのように守備を固めてくる相手に対しても、同様のプレーができなければゴール数は伸びて行かない。
 
 代表で積み上げてきたゴールは、歴代3位の47得点。ここからさらに上積みするために、岡崎にはさらなる進化が求められている。
【関連記事】
【日本代表】根底にあるのはミランへの批判と同じ。どこまでも貪欲な本田は、本気で“強豪国”入りを目指す
【采配検証】お馴染みのメンバーで手堅く… 宇佐美、武藤の終盤投入で伸びしろは見込めるか?
【日本代表/エリア別検証】距離感が改善された後半は、本田と香川を起点に厚みのある攻撃を実現
【岩本輝雄の視点】香川がサイドに流れ、本田が中に入る――彼らの連動性と距離感が攻撃を活性化させていた
【日本代表】「焦らず、粘り強く」。90分間のマネジメントを意識した香川の手応え

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2022年8月25日号
    8月10日発売
    J1&J2全40クラブ
    夏の補強総決算!!
    最新スカッド
    新戦力インタビューも充実
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    8月18日発売
    クローズまで残り2週間!
    夏の移籍マーケット
    最終盤展望
    土壇場で動く大物は?
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.36
    7月8日発売
    夏の風物詩が開幕!
    インターハイ選手名鑑
    出場全52チームを徹底紹介
    1040選手の顔写真&データ網羅
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ